ブログをご覧頂き、ありがとうございます。
パレモ・ホールディングス株式会社(2778)をご存じでしょうか?
かつての鈴丹と言ったら分かる方もおられるかもしれませんね。
元々はアピタ・ユニー系列のアパレル企業だったのですが、
現在はillusie300という300円均一ショップの売上がどんどん伸びている企業です。
shousanshouuoは、パレモ・ホールディングス株式会社(2778)の末席株主です。
今回は
「パレモHD(2778) 2024年10月度月次売上高を発表【既存店売上高は前年比96.8%と減速も、久々に新店舗を出店!!】」
についての記事です。
まとめ
パレモ・ホールディングス株式会社(2778)は、
東京証券取引所スタンダード市場と名古屋証券取引所メイン市場へと上場している愛知の企業で、旧ユニー系のアパレル企業です。
コロナ禍での不振を経て、
現在も経営再建に取り組んでいるところです。
アパレル店舗の退店は一服したかと思っていましたが、
それなりの退店ペースが続いており、今期も19店舗退店しています。
昨日、同社の月次売上高がリリースされていました。
前年比数値を確認すると、
全社売上高 97.5%、既存店売上高 96.8%でした。
アパレル事業では、
秋シーズンの商品販売が好調だったことや、
雑貨事業では、
キッチン関連の商品が堅調に推移した様です。
同社はまだ再建途上ですが、
1株当たりの当期純利益は15円ほどの予想となっているため、
繰越欠損金の処理が終わったり優待再開となれば、
株価が劇的に上昇する可能性のある銘柄ではないか、
とshousanshouuoは期待をしています。
今後も末席株主として同社を応援していきたいと思っています。
パレモ・ホールディングス株式会社(2778)とは
パレモ・ホールディングス株式会社(2778)は、
東京証券取引所スタンダード市場と名古屋証券取引所メイン市場へと上場している愛知県の企業です。
2024/10/20時点では合計店舗数が261店舗となっています。
2025年2月期に入ってからは、3出店、19退店と、
再度退店ペースが上がっている印象を受けます。
なお、10月度には久々の新店舗として
illusie300 千歳イオン店がオープンしています。
また、店舗数は減少していますが客単価は上昇している様です。
コストアップに対して値上げで対応することが出来ているのではないかと思われます。
まだまだ再建途上といえる企業です。
同社の歴史
同社の歴史に関しては、当ブログの以下の記事に記載しています。
宜しければそちらもご参照下さい。
【関連記事】
パレモ・ホールディングス株式会社(2778)
(株)パレモの月次売上高前年比情報に関するお知らせ
昨日、同社からは上記名称のリリースがありました。
内容を確認してみましょう。
100%子会社である(株)パレモの月次売上高前年比ですが、
10月度は、
10月度全社
売上高 97.5%
客数 92.0%
客単価 106.0%
10月度既存店
売上高 96.8%
客数 90.4%
客単価 107.1%
という結果でした。
なお、店舗網の大幅縮小の影響もあってか、
全店売上高の前年同月比の数値が、今期の最高値となっています。
アパレル事業では、
秋シーズンの商品販売が好調だったことに加え、
雑貨事業では、
キッチン関連の商品が堅調に推移した様です。
パレモ・ホールディングス株式会社(2778)の
2025年2月期2Q決算
2024/9/27に、同社から2025年2月期第二四半期決算短信のリリースがありました。
数値を確認しておきましょう。
売上高 78.34億円 (前年同期比 -6.9%)
営業利益 2.62億円 (前年同期比 -42.2%)
経常利益 2.49億円 (前年同期比 -42.9%)
親会社株主に帰属する四半期純利益 1.05億円 (前年同期比 -79.3%)
となっていました。
減収減益という結果です。
営業利益率は3.35%で、前年同期よりも低下しています。
そして中間期末時点での自己資本比率は21.6%と、
前期末から2.3%改善していました。
今後は、収益力改善に向けて大株主である西松屋チェーン(7545)
との協業も含めて、希望を持てるリリースを期待したいところです。
パレモ・ホールディングス株式会社(2778)の
セグメント別業績
同社のセグメント別業績は、決算短信に記載がなく、
品目別売上高状況も記載がありませんでした。
パレモ・ホールディングス株式会社(2778)の
2025年2月期通期業績予想・進捗率
同社の2025年2月期の通期業績予想と
2Q末時点での進捗率は、以下の通りとなっています。
売上高 153.70億円 (前期比 -3.6%、進捗率 50.97%)
営業利益 3.65億円 (前期比 +0.7%、進捗率 71.78%)
経常利益 3.05億円 (前期比 -9.3%、進捗率 81.64%)
親会社株主に帰属する当期純利益 1.75億円 (前期比 -57.5%、進捗率 60.00%)
でした。
営業利益率は、低めが続く予想みたいですね。
【関連記事】
同社の2025年2月期1Q決算については、
当ブログの以下の記事に記載しています。宜しければそちらもご参照下さい。
パレモ・ホールディングス株式会社(2778)の配当利回り
同社は、現在業績の早期回復に向けて事業の再構築中です。
そのため、
今期の配当予想も、残念ながらゼロ円/株となっています。
利益剰余金は、
2Q末時点でマイナス5.94億円と徐々に縮小していますが、
こちらが解消されるまで復配は難しそうです。
業績の回復を気長に待ちたいと思います。
パレモ・ホールディングス株式会社(2778)の株主優待
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同社はかつて株主優待制度を導入していましたが、
2022/6/28に
「株主優待制度の一時休止に関するお知らせ」
がリリースされ、現在は凍結状態となっています。
ちなみに、それまでの優待内容ですが、
2月20日時点で300株以上の株主に対して、
1,000円分のQUOカードを贈呈
するというもので、
同社の株価を考えるとそれなりに高い利回りの優待でした。
また、業績が回復して優待再開となる日を期待したいものです。
ブログをご覧頂き、ありがとうございました。
またのお越しをお待ちしております。
shousanshouuo