ブログをご覧頂き、ありがとうございます。
パレモ・ホールディングス株式会社(2778)をご存じでしょうか?
かつての鈴丹と言ったら分かる方もおられるかもしれませんね。
元々はアピタ・ユニー系列のアパレル企業だったのですが、
現在はillusie300という300円均一ショップの売上がどんどん伸びている企業です。
shousanshouuoは、パレモ・ホールディングス株式会社(2778)の末席株主です。
今回は
「パレモHD(2778) 2024年8月度の月次売上高を発表【既存店売上高は前年比100.6%へ伸長!!】」
についての記事です。
まとめ
パレモ・ホールディングス株式会社(2778)は、
東京証券取引所スタンダード市場と名古屋証券取引所メイン市場へと上場している愛知の企業で、旧ユニー系のアパレル企業です。
コロナ禍での不振を経て、
現在も経営再建に取り組んでいるところです。
アパレル店舗の退店は一服したかと思っていましたが、
まだそれなりの退店ペースが続いているみたいです。
昨日、同社の月次売上高がリリースされていました。
前年比数値を確認すると、
全社売上高 92.1%、既存店売上高 100.6%でした。
アパレル事業では、
猛暑の影響でカットソーやブラウス当の商品が動いた
ことや、
雑貨事業では、
紫外線対策や冷感素材を使用した商品を中心に販売好調
となった様です。
同社はまだ再建途上ですが、
1株当たりの当期純利益は30円以上の予想となっているため、
繰越欠損金の処理が終わったり優待再開となれば、
株価が劇的に上昇する可能性のある銘柄ではないか、
とshousanshouuoは期待をしています。
今後も末席株主として同社を応援していきたいと思っています。
パレモ・ホールディングス株式会社(2778)とは
パレモ・ホールディングス株式会社(2778)は、
東京証券取引所スタンダード市場と名古屋証券取引所メイン市場へと上場している愛知県の企業です。
2024/8/20時点では合計店舗数が264店舗となっています。
2025年2月期に入ってからは、2出店、15退店と、
再度退店ペースが上がっている印象を受けます。
店舗数は減少していますが、客単価は上昇している様ですね。
コストアップに対して値上げで対応することが出来ているのではないかと思われます。
まだまだ再建途上といえる企業です。
同社の歴史
同社の歴史に関しては、当ブログの以下の記事に記載しています。
宜しければそちらもご参照下さい。
【関連記事】
パレモ・ホールディングス株式会社(2778)
(株)パレモの月次売上高前年比情報に関するお知らせ
昨日、同社からは上記名称のリリースがありました。
内容を確認してみましょう。
100%子会社である(株)パレモの月次売上高前年比ですが、
8月度は、
8月度全社
売上高 92.1%
客数 89.5%
客単価 102.9%
8月度既存店
売上高 100.6%
客数 95.6%
客単価 105.3%
という結果でした。
猛暑の影響で、カットソーやブラウス当の夏物が好調
であったことと、
夏向けの冷感素材や紫外線対策の雑貨商品
の売れ行きが好調であった様です。
今年の夏も現在進行形で暑いですからね・・・。
ちなみに、同社の上期の月次売上の合計から算出すると、
第二四半期までの売上は78.74億円程度
となったことが予想されます。
これは、業績予想よりも少し低めの数値ですね。
パレモ・ホールディングス株式会社(2778)の
2025年2月期1Q決算
2024/6/28に、同社から2025年2月期第一四半期決算短信のリリースがありました。
数値を確認しておきましょう。
売上高 38.03億円 (前年同期比 -6.1%)
営業利益 0.78億円 (前年同期比 -58.4%)
経常利益 0.71億円 (前年同期比 -60.2%)
親会社株主に帰属する四半期純利益 0.72億円 (前年同期比 -58.6%)
となっていました。
減収減益という結果です。
営業利益率は2.06%で、前年同期よりも低下しています。
そして期末時点での自己資本比率は20.7%と、
前期末から1.4%改善していました。
売上高が減っているのに在庫が増えている、
そのため
棚卸資産回転期間は、前期よりも8.49日延長しています。
商品の回転が悪くなった、ということですね。
その一方で
売上債権回転期間が1.48日延長して
仕入債務回転期間も6.58日延長したため、
キャッシュコンバージョンサイクルが3.38日延長しました。
同社のキャッシュコンバージョンサイクルはマイナスの状態ですので、
現金を手元に回収してから支払日を迎えられる状態
ということには変わりありません。
なので、現在の状況であれば
資金繰りの心配はそこまでないかと思います。
今後は、収益力改善に向けて大株主である西松屋チェーン(7545)
との協業も含めて、希望を持てるリリースを期待したいところです。
パレモ・ホールディングス株式会社(2778)の
セグメント別業績
同社のセグメント別業績は、決算短信に記載がなく、
品目別売上高状況も記載がありませんでした。
パレモ・ホールディングス株式会社(2778)の
2025年2月期通期業績予想・進捗率
同社の2025年2月期の通期業績予想と
1Q末時点での進捗率は、以下の通りとなっています。
売上高 158.70億円 (前期比 -0.4%、進捗率 23.96%)
営業利益 4.40億円 (前期比 +21.4%、進捗率 17.73%)
経常利益 4.15億円 (前期比 +23.4%、進捗率 17.11%)
親会社株主に帰属する当期純利益 4.20億円 (前期比 +2.0%、進捗率 17.14%)
でした。
営業利益率は、やや低めですね。
ちなみに、同社の上期の月次売上の合計から算出すると、
第二四半期までの売上は78.74億円程度
となったことが予想されます。
その場合は、中間期の売上高進捗率が49.62%程度となりますね。
【関連記事】
同社の2024年2月期通期決算については、
当ブログの以下の記事に記載しています。宜しければそちらもご参照下さい。
パレモ・ホールディングス株式会社(2778)の配当利回り
同社は、現在業績の早期回復に向けて事業の再構築中です。
そのため、
今期の配当予想も、残念ながらゼロ円/株となっています。
利益剰余金は、
1Q末時点でマイナス6.27億円と徐々に縮小していますが、
こちらが解消されるまで復配は難しそうです。
業績の回復を気長に待ちましょう。
パレモ・ホールディングス株式会社(2778)の株主優待
同社はかつて株主優待制度を導入していましたが、
2022/6/28に
「株主優待制度の一時休止に関するお知らせ」
がリリースされ、現在は凍結状態となっています。
ちなみに、それまでの優待内容ですが、
2月20日時点で300株以上の株主に対して、
1,000円分のQUOカードを贈呈
するというもので、
同社の株価を考えるとそれなりに高い利回りの優待でした。
また、業績が回復して優待再開となる日を期待したいものです。
ブログをご覧頂き、ありがとうございました。
またのお越しをお待ちしております。
shousanshouuo