ブログをご覧頂き、ありがとうございます。
日本ホテル&レジデンシャル投資法人(3472)をご存知でしょうか?
かつては、大江戸温泉リート投資法人という名称でしたが、
メインスポンサーがアパグループへと変更になったことで、先月末より、名称が変更となった不動産投資法人です。
物件はそのままですので、「大江戸温泉物語」が日本各地で運営している温泉施設がメインのREITです。
shousanshouuoは、日本ホテル&レジデンシャル投資法人(3472)の末席投資主です。
今回は
「日本ホテル&レジデンシャル投資法人(3472) 2024年2月度の月次開示を発表【稼働率横ばいも、客室単価が約2割上昇し増収!!】」
についての記事です。
まとめ
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日本ホテル&レジデンシャル投資法人(3472)は、東京証券取引所に上場している、世界初の温泉特化型REITです。
昨日、同REITから
2024年2月度の月次業績
がリリースされました。
その内容ですが、
客室稼働率前年同月比 +0.4%
ADR前年同月比 +18.8%
RevPAR前年同月比 +19.5%
売上高前年同月比 +21.2%
と、稼働率はほぼ横ばいも2割増収という結果でした。
現在は、温泉旅館の組み入れ比率が非常に高いのですが、
今後の外部成長戦略として、メインスポンサーである
アパグループが保有または開発するホテルの取得に係る優先権交渉が付与されているため、
今後は都心等を中心にアパホテルがどんどん資産に追加されて資産規模は大きく成長するのではないか、とshousanshouuoは期待しています。
引き続き末席投資主として同REITを応援していきたいと思っています。
日本ホテル&レジデンシャル投資法人(3472)とは
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東京証券取引所に上場している、不動産投資法人(REIT)の1つで、
法人の所在地は東京となっています。
世界初の温泉特化型の投資法人でしたが、
2023年にメインスポンサーがアパに変更となったため、
資産の内容は段々と変化する可能性が高そうです。
【関連記事】
同REITのメインスポンサー変更については、当ブログの以下の記事で紹介しています。宜しければそちらもご参照下さい。
日本ホテル&レジデンシャル投資法人(3472)
2024年2月の月次開示に関するお知らせ
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昨日、同REITから上記名称のリリースがありました。
保有施設における
宿泊部門の客室稼働率は横ばいとなったものの、ADR、RevPAR及び売上高はいずれも前年同月比で増収
となっており好調の様です。
数値を確認しておきましょう。
(1) 余暇活用型施設
2024年2月度の月次業績は、以下の通りとなっています。
客室稼働率 72.9% (前年同月比 +0.4%)
ADR 32,643円 (前年同月比 +18.8%)
RevPAR 23,796円 (前年同月比 +19.5%)
売上高 9.11億円 (前年同月比 +21.2%)
と、増収増益です。
施設ごとの数値を見ると一部ホテル(特に「あわら」「伊香保」「鬼怒川観光ホテル」)で稼働率低下がありましたが、その代わりに宿泊単価が上昇しており、
いずれのホテルも売上高が大きく前年割れする、ということはありませんでした。
今後はリピーターになってくれるお客さんを引き付けられるだけの価値・サービスを提供出来ているかどうかが、将来の業績に大きく影響しそうです。
※大江戸温泉物語 伊香保の売上高差額部分の数値は「-1,000」となっていますが、恐らく表記の単位を間違えたものと思われます。
(2) アコモデーション施設
また、同REITは温泉旅館以外に約49億円で賃貸マンション4施設を取得しており、そちらの月次成績についても開示がされています。
結果ですが、
稼働率 97.0%
坪単価(共益費込) 6,795円
という結果でした。
こちらの数字に関しては前年同月比の比較ができないためなんとも言えませんが、
概ね取得当初と同程度の数値で安定しているものと思われます。
【関連記事】
2023年11月度の月次業績については、当ブログの以下の記事に記載しています。
宜しければそちらもご参照下さい。
日本ホテル&レジデンシャル投資法人(3472)の
2023年11月期決算
2024/1/22に、同REITの2023年11月期の決算が発表となりました。
ちなみに、本REITの決算は6か月分の数値となっています。
数字を確認しておきましょう。
営業収益 12.02億円 (前期比 -1.5%)
営業利益 5.16億円 (前期比 -1.4%)
経常利益 3.42億円 (前期比 -2.1%)
当期純利益 3.41億円 (前期比 -2.2%)
いずれの数字も、当初の業績予想よりも800万円程度上振れしたものでした。
ここ最近の稼働率やRevPARは相変わらず好調だったため、
わずかながらの上方修正は期待して良いかと思っていましたが、その通りとなりましたね。
【関連記事】
同社が発表していた、2023年11月期決算予想は、当ブログの以下の記事に記載しています。宜しければそちらもご参照下さい。
日本ホテル&レジデンシャル投資法人(3472)の
2024年5月期業績予想
同REITの2024年5月期の通期業績予想は以下の様になっています。
営業収益 12.93億円 (前期比 +7.6%)
営業利益 5.60億円 (前期比 +8.4%)
経常利益 3.48億円 (前期比 +1.8%)
当期純利益 3.47億円 (前期比 +1.8%)
劇的な増収増益を見込んでいる訳ではないみたいですね。
今後は、外部成長戦略・内部成長戦略の両方を確認しながら同投資法人の成長を期待したいと思います。
【関連記事】
同社の2023年11月期決算の結果については、当ブログの以下の記事に記載しています。
宜しければそちらもご参照下さい。
日本ホテル&レジデンシャル投資法人(3472)
の分配金利回り
同REITの2024年5月期の分配金予想は1,490円となっています。
また、2024年11月期の分配金予想は1,672円なので、
年額では3,162円という予想になります。
予想分配金利回り=3,162/82,000≒3.86%
という事になりますね。
分配金の利回りは、株式よりもREITの方が魅力的です。
将来的に、物件の新規取得が続く予定もありますので、
順調にいくと少しずつ分配金は増えていくことを期待しても良いのではないでしょうか。
【関連記事】
同REITのメインスポンサー変更については、当ブログの以下の記事で紹介しています。宜しければそちらもご参照下さい。
日本ホテル&レジデンシャル投資法人(3472)
の投資主優待
残念ながら、現在は同REITの優待は実施されていません。
が、
メインスポンサーの変更により、投資主優待制度創設の可能性が期待できます。
今後、優待が再開となる場合には、改めて当ブログで紹介したいと思います。
【関連記事】
同REITのメインスポンサー変更については、
当ブログの以下の記事で紹介しています。宜しければそちらもご参照下さい。
ブログをご覧頂き、ありがとうございました。
またのお越しをお待ちしております。
shousanshouuo