ブログをご覧頂き、ありがとうございます。
皆さんは、ホテル系REITについても興味をお持ちでしょうか?
インヴィンシブル投資法人(8963)は、86のホテルを保有しているREITです。
shousanshouuoは、インヴィンシブル投資法人(8963)の末席株主です。
今回は「インヴィンシブル投資法人(8963) 2023年6月運用実績を開示【2019年同月比で稼働率 -6.2%も、売上高 +0.7%に】」についての記事です。
まとめ
インヴィンシブル投資法人(8963)は、ホテル、商業施設、住居を組み入れており、資産総額4,942億円のREITです。
同社はホテルの組み入れ比率が90%を超えており、全国各地に立地している事から旅行需要の回復に伴って業績が大きく回復している事を実感しています。
昨日、同法人からは2023年6月の運用実績がリリースされました。
前年同月比では
稼働率 +13.6%、ADR +39.6%
RevPAR +67.4%、売上高 +54.5%
と着実に業績は回復しています。
また、2019年6月比でも
稼働率 -6.2%、ADR +12.3%
RevPAR +4.4%、売上高 -0.7%
とコロナ禍前に肉薄するほどの業績でした。
今後も業績の回復を期待しつつ、投資主優待等を活用しながら同社を応援していきたいと思っています。
インヴィンシブル投資法人(8963)とは
同投資法人は、ホテル、商業施設、住居を組み入れているREITです。
資産総額は4,942億円となっており、
- ホテル86物件(優先出資証券含む)
- 住居41物件
- 商業施設1物件
が内訳となっています。
用途別の投資比率としては、
- ホテル 91.7%
- 住居 7.8%
- 商業施設 0.5%
とホテルの組み入れ比率が高いものになっています。
地域別の投資比率としては、
- 東京23区 31.9%
- 首都圏(東京23区以外) 13.7%
- 北海道 13.5%
と、上位3地域で50%以上を占めています。
なお、同法人は2023/8/1に
の6物件を取得する予定となっています。
これで、同社の取得価格ベースでのポートフォリオでいうとリゾートタイプの宿泊施設の割合が大きく高まることになりますね。
ポートフォリオの運用実績(2023年6月)に関するお知らせ
昨日、同REITから2023年6月の運用実績の開示がありました。
内容としては、以下の通りです。
国内75ホテル
稼働率 81.7% (前年同月比 +13.6%)
ADR 10,636円 (前年同月比 +39.6%)
RevPAR 8,694円 (前年同月比 +67.4%)
売上高 55.32億円 (前年同月比 +54.5%)
大幅に稼働状況が改善している事が分かりますね。
ケイマン2物件
稼働率 68.3% (前年同月比 +18.7%)
ADR 430$ (前年同月比 +25.8%)
RevPAR 293$ (前年同月比 +73.3%)
売上高 769.4万$ (前年同月比 +50.4%)
ケイマンの2ホテルも、業績は回復してきており好調な数字をキープしていると言えそうです。
住居41物件
稼働率 95.9% (前年同月比 -0.1%)
平均賃料坪単価 9,220円 (前年同月比 +0.8%)
住居物件は2/3が東京23区に存在しているということもあり、
同法人にとって安定的な収入源となっている事がよく分かります。
【関連記事】
なお、過去の月次実績に関しても当ブログの以下の記事に記載しています。
宜しければそちらもご参照下さい。
インヴィンシブル投資法人(8963)の2022年12月期決算
REITの場合は、年間2回の決算があるというのが株式と異なるところですね。
2022年12月期の決算が2023/2/22にリリースされていましたので、その数値を確認しておきましょう。
営業収益 119.29億円 (前期比 +55.3%)
営業利益 62.57億円 (前期比 +195.9%)
経常利益 50.75億円 (前期比 +399.7%)
当期純利益 50.75億円 (前期比 +400.0%)
となっていました。
営業利益率は52.45%です。
そして自己資本比率は50.6%で、前期よりも0.4%アップしています。
インヴィンシブル投資法人(8963)の分配金利回り
同法人からは2023/7/19に
「2023年6月期及び2023年12月期の運用状況および分配金の予想の修正並びに2024年6月期の運用状況及び分配金の予想に関するお知らせ」
がリリースされていました。
内容ですが、
2023年6月期分配金
1,362円 ⇒ 1,442円へとアップ
2023年12月期分配金
1,037円 ⇒ 1,422円へとアップ
2024年6月期分配金
1,462円を予想
というものでした。
年間の分配金合計は、
1,442+1,422=2,864円
ということになりますね。
昨日の同法人の終値は58,000円だったので
分配金利回り=2,864÷58,000=4.94%
ということになります。
やはり、利回りの高さはREITの魅力です。
インヴィンシブル投資法人(8963)の投資主優待
同投資法人は、投資主優待制度を導入しています。
12月末、6月末時点での全投資主が、
- シェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテル
- マイステイズホテルグループの全てのホテル
において、優待価格での宿泊利用が可能となっています。
こちらは、ベスト・アベイラブル・レートから10%割引という事になるみたいです。
ただし、かんぽの宿については、1泊2食付きプランで1名1泊あたり1,000円(税込)の優待割引が適用になるとの事でした。
ビジネスホテルだけでなく、リゾートホテルも含めて幅広く利用が可能というのはありがたい事ですね。
shousanshouuoは、連休中の宿泊施設を手配する際にこの優待割引を利用させてもらったことがあり、助かった記憶があります。
空室があれば利用除外日等もなさそうなので、また家族旅行等の機会を利用して投資主優待の利用を予定したいと思います。
【関連記事】
実際に届いた優待案内については、当ブログの以下の記事で紹介しています。宜しければそちらもご参照下さい。
ブログをご覧頂き、ありがとうございました。
またのお越しをお待ちしております。
shousanshouuo