ブログをご覧頂き、ありがとうございます。
shousanshouuoは、
中小型バリュー株偏重長期投資スタンスの兼業投資家です。
株式会社ヤマックス(5285)をご存じでしょうか？
株式会社ヤマックス(5285)は、九州が地盤の土木用・建築用コンクリート製品を製造・販売している企業です。
shousanshouuoは、株式会社ヤマックス(5285)の末席株主です。
同社は、昨年11月に通期業績予想と配当の上方修正をすでに発表していたのですが、驚くことに昨日再増額となるリリースがありました。
今回は
「ヤマックス(5285) 2024年3月期通期業績と配当予想を再増額【営業利益・経常利益・純利益 +20.0%、配当も1.2倍に!!】」
についての記事です。
まとめ
株式会社ヤマックス(5285)は、
東京証券取引所スタンダード市場へと上場している熊本の企業です。
大手のコンクリート製品メーカーとして、九州では存在感があります。
同社の製品は、公共工事・民間工事の両方で広く利用されています。
同社は、昨年11月に通期業績予想と配当の上方修正をすでに発表していたのですが、昨日、驚くことに再増額となるリリースがありました。
内容ですが、
売上高 +3.4%、営業利益 +20.0%
経常利益 +20.0%、純利益 +20.0%
の上方修正と、
期末配当 30円 ⇒ 36円
への増額修正が同時にリリースされた形となっています。
熊本の企業は、景気が良いですね～！
shousanshouuoにとっては、大変嬉しいポジティブサプライズなのでした。
含み益もたっぷりありますので、今後も末席株主として同社を応援していきたいと思っています。
株式会社ヤマックス(5285)とは
株式会社ヤマックス(5285)は、
東京証券取引所スタンダード市場へと上場している熊本の企業です。
大手のコンクリート製品メーカーとして、九州では存在感があります。
同社の製品は、公共工事・民間工事の両方で広く利用されています。
ちなみに、東京都庁のPCカーテンウォール
あれも同社が手掛けたものだそうですよ。
【関連記事】
同社の株式を取得した際の経緯については、当ブログの以下の記事で紹介しています。宜しければそちらもご参照下さい。
株式会社ヤマックス(5285)
業績予想の修正に関するお知らせ
昨日、同社からは上記名称のリリースがありました。
昨年の11月には、すでに業績予想の上方修正
がリリースされていたので
もしかしたら下方修正なのか・・・
と思ってしまいましたが、
ありがたいことに再度の増額修正でした。
数値は以下の様になっています。
前回発表予想 今回修正予想
売上高 203.00億円 ⇒ 210.00億円 (増減率 +3.4％)
営業利益 15.00億円 ⇒ 18.00億円 (増減率 +20.0％)
経常利益 15.00億円 ⇒ 18.00億円 (増減率 +20.0％)
親会社株主に帰属する当期純利益 10.00億円 ⇒ 12.00億円 (増減率 +20.0％)
原材料価格の高騰による影響を見込んでいたものの、
第三四半期になっても業績が好調であること、
受注状況がしっかりしている、
とのことで増額修正に至ったものですね。
【関連記事】
昨年11月の増額修正のリリースについては、当ブログの以下の記事で紹介しています。宜しければそちらもご参照下さい。
株式会社ヤマックス(5285)
配当予想(増配)の修正に関するお知らせ
[rakuten:doriem:10279908:detail]
昨日、同社からは上記名称のリリースがありました。
こちらの配当予想に関しても、昨年11月に増額となっていたばかりですが
再増額ということになります。
内容ですが、期末配当を
30円 ⇒ 36円(普通配当 13.5円、記念配当 2.50円)
へ増額する、というものでした。
同社株式の昨日終値は1,483円でしたので、
予想配当利回り＝36/1,483≒2.43％
という事になります。
利回りとしては、まずまずと言えるのではないでしょうか。
昨年も記念配当を出していましたし、
株主還元に積極的と言えそうな企業です。
【関連記事】
昨年11月の増額修正のリリースについては、当ブログの以下の記事で紹介しています。宜しければそちらもご参照下さい。
株式会社ヤマックス(5285)の
2024年3月期3Q決算
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昨日は、同社の2024年3月期第三四半期決算も
同時にリリースされていました。数字を確認しておきましょう。
売上高 145.45億円 (前年同期比 +16.2％)
営業利益 13.86億円 (前年同期比 +118.4％)
経常利益 13.96億円 (前年同期比 +116.6％)
親会社株主に帰属する四半期純利益 9.25億円 (前年同期比 +129.9％)
となっていました。増収増益です。
営業利益率は9.53％と、高めです。
そして3Ｑ末時点での自己資本比率は40.1％で、前期末よりも1.9%アップしています。
同社の拠点がある熊本県内には、
TSMCをはじめとした大型企業の工場建設が続々と決定
しており、関連した土木事業等の計画に期待が出来る状況です。
また、防衛省関連の事業も九州・沖縄方面で事業拡大が期待
される状況にある様だと決算短信に記載がありましたので、
足元の受注環境はまだまだ良好に推移してくれそうです。
株式会社ヤマックス(5285)のセグメント別業績
同社の決算短信では、
- 土木用セメント製品
- 建築用セメント製品
- その他
の3事業
について業績が開示されていました。
それぞれの数値を確認しておきます。
土木用セメント製品
売上高 113.33億円 (前年同期比 +24.75%)
セグメント利益 19.92億円 (前年同期比 +101.63%)
セグメント利益率 17.58％ (前年同期より6.70%改善)
大型案件の受注に向けた注力や、技術提案力の強化で九州における大型案件や防衛省関連の受注に向けた情報収集に努めたことが功を奏したようです。
大幅な増収増益に至っています。
事業内容柄、売上の大半は下半期に集中するため通期業績にも期待大です。
建築用セメント製品
売上高 26.62億円 (前年同期比 -6.75%)
セグメント利益 0.33億円 (前年同期比 -84.69%)
セグメント利益率 1.26％ (前年同期より6.39%悪化)
民間需要は回復しており、人手不足や工期短縮に対応できる建築用コンクリート二次製品の強みをアピールしたとのことでしたが、やや厳しい結果となっていました。
大型建築では、PCカーテンウォールの需要はまだまだありそうなんですけどね。
その他
売上高 5.50億円 (前年同期比 -4.82%)
セグメント利益 -0.18億円 (前年同期は -0.34億円)
セグメント利益率 -3.27％ (前年同期より2.73%改善)
実は同社、ハウジング事業も手掛けています。
業績は厳しいですが、
熊本では工場建設ラッシュに関連して住宅建設需要が出てきている様ですので
地元のハウスメーカーにも恩恵がありそうです。
今後の業績拡大を期待したいところです。
株式会社ヤマックス(5285)の株主優待
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同社は、株主優待制度を導入しています。
内容は少しユニークなもので、
3月末に500株以上を保有する株主に対して、工場見学会に参加できる、というものです。
※安全性担保のため、参加人数は10名まで。応募多数の場合は抽選。
工場を見学することで、同社に対する理解や愛着が増しそうな気がします。
一般消費者との接点が少ない企業ですから、ファンを増やすのに、
非常に良い機会なのではないでしょうか。
ブログをご覧頂き、ありがとうございました。
またのお越しをお待ちしております。
shousanshouuo
