ブログをご覧頂き、ありがとうございます。
皆さんは、小田原と社名につく企業をご存じでしょうか?
小田急のイメージしかないですかね??
shousanshouuoは、株式会社小田原機器(7314)の末席株主です。
今回は「小田原機器(7314) QUOカード優待を新設【PBR1倍超に向けて複数の施策を発表!!】」についての記事です。
まとめ
株式会社小田原機器(7314)は、東京証券取引所スタンダード市場へと上場している神奈川(県小田原市)の企業で、
ワンマン路線バス用運賃収受機器の設計、製造および販売
等を行っています。
ちなみに、ワンマンバス用運賃箱のシェアは40%となっています。
2023/8/10には、同社からラッキーサプライズがあり、
増配と株主優待新設
がリリースされました。
おかげで、今年もらえるQUOカードが増えることがほぼ確定しました。
今後も、末席株主として同社を応援していきたいと思っています。
【関連記事】
実際に届いたQUOカードは、当ブログの以下の記事で紹介しています。宜しければそちらもご参照下さい。
株式会社小田原機器(7314)とは
同社は、東京証券取引所スタンダード市場へと上場している神奈川(県小田原市)の企業です。
事業内容としては、
ワンマン路線バス用運賃収受機器の設計、製造および販売
と
システム開発、エンジニアリング、ソフトウェア設計並びにシステムおよび機器の輸出入販売
となっています。
ちなみに、ワンマンバス用運賃箱のシェアは40%となっています。
株式会社小田原機器(7314)
配当方針の変更、配当予想の修正及び
株主優待制度の新設に関するお知らせ
[rakuten:shosen:10014189:detail]
2023/8/10に、同社からは上記名称のリリースがありました。
内容ですが、現在のホルダーに対してはかなりポジティブで手厚い株主還元を実施する内容となっていました。
これは、恐らくPBR1倍割れが続いていることに対しての施策なんだろうな、と思います。
配当方針の変更
同社の配当方針ですが、より積極的な利益還元を実施するため、として以下の様に変更となっていました。
変更前
- 原則、配当性向30%
- ただし、1株あたり15円の安定配当部分を設定
変更後
- 下記のうち、金額が大きい方
- 配当性向30%
- DOE2.0%
- ただし、1株あたり15円の安定配当部分を設定
2023年12月期の中間決算では1株当たり純資産が1,109.37円ですので、増配が確定した様なものです。
配当予想の修正
実際、同社の配当予想は、以下の通り増配修正となっていました。
前回予想
中間配当0円、期末配当15円で合計15円/株
今回修正予想
中間配当0円、期末配当24円で合計24円/株
となっています。
先週末の同社株式終値は566円でしたので、
予想配当利回り=24/566≒4.24%
という事になりますね。
これは、高配当利回りと言えると思います。
株主優待制度の新設
それだけではありません。
同社からは、株主優待制度の新設も発表されたのです。
内容ですが、
12月末の株主を対象として
100~499株 QUOカード 2,000円相当
500株~ QUOカード 3,000円相当
を贈呈する。
というものでした。
ちなみに、100株を保有した場合は
予想配当+優待利回り=24+20/566≒7.77%
という計算になりそうです。
この数字を見てもわかる様に、かなりの高還元利回りとなってしまいます。
株主数を増やすための奥の手、という感じがしますので一定の株主数を維持出来る様になれば、いずれは優待の縮小という懸念があります。
まぁ、すでにホルダーであったshousanshouuoとしてはありがたく配当・優待を頂くつもりでおりますのでラッキーなサプライズでした。
【関連記事】
実際に届いたQUOカードは、当ブログの以下の記事で紹介しています。宜しければそちらもご参照下さい。
株式会社小田原機器(7314)の
2023年12月期中間決算
2023/8/10には、同社の2023年12月期第2四半期決算も合わせてリリースされていました。数値を確認しておきましょう。
売上高 12.02億円 (前年同期比 -50.3%)
営業利益 -2.46億円 (前年同期は 0.92億円の黒字)
経常利益 -2.36億円 (前年同期は 1.03億円の黒字)
親会社株主に帰属する四半期純利益 -2.45億円 (前年同期は 0.34億円の黒字)
となっていました。
営業利益率は-20.49%です。
そして2Q末時点での自己資本比率は73.6%と、前年同期よりも4.6%アップしています。
あんまり良いとは言えない決算ですが、売上高・営業利益・経常利益の水準はいずれも当初の予想を上回る推移となっています。
これは、下期に計画していたキャッシュレス決済等の案件が、前倒しで上期に計上出来たことや、上期に計画していた販管費の一部が下期へ先送りとなったため、となっています。
株式会社小田原機器(7314)のセグメント別業績
同社の決算短信では
- 運賃収受機器事業
- システム開発事業
の2セグメントに分かれて記載がありました。
それぞれの数値を確認しておきましょう。
運賃収受機器事業
売上高 10.33億円 (前年同期比 -54.02%)
セグメント利益 -2.41億円 (前年同期は 1.11億円の黒字)
セグメント利益率 -23.32% (前年同期より 28.27%の悪化)
キャッシュレス決済への対応機器販売や、新紙幣関連での機器更新需要の取り組みはあったものの、前期の特需が剥落したことやコスト増が影響した様です。
システム開発事業
売上高 3.92億円 (前年同期比 +41.70%)
セグメント利益 0.25億円 (前年同期は -0.38億円)
セグメント利益率 6.49% (前年同期より 20.53%の改善)
ETCシステム等の社会インフラ構築やアプリケーション・プリント基板の開発受託を行っているみたいです。
決算説明資料なんかをみると、今後は移動サービスに関するデータサービスを事業化できないかと目論んでいる様ですね。
これが出来る様になれば、面白いかもしれません。
株式会社小田原機器(7314)の業績予想・進捗率
同社の通期業績予想と、2Q末時点での進捗率は以下の様になっています。
売上高 43.41億円 (前期比 -7.4%、進捗率 27.71%)
営業利益 1.52億円 (前期比 +500.9%)
経常利益 1.53億円 (前期比 +402.9%)
親会社株主に帰属する当期純利益 1.01億円 (前期は -0.42億円)
下期には、新紙幣対応の需要等もあるため売上が増加することを予定しているのでしょうか。
大幅に売上高が伸長し、黒字転換になる予想となっています。
ひとまずは、同社の予想を信じてみようと思います。
ブログをご覧頂き、ありがとうございました。
またのお越しをお待ちしております。
shousanshouuo