ショウサンショウウオの投資部屋

ブログ初心者ですが、少しずつ記事を積み重ねて皆様のお役に立てる情報を提供できればと思っています。

塩水港精糖株式会社(2112) 2023年3月期業績予想修正を発表【売上高 +10.3%、営業利益 +34.8%、純利益 +51.5%】

◆目次◆

ブログをご覧頂き、ありがとうございます。
塩水港精糖という企業をご存じでしょうか?
社名に「塩」と「糖」がついて、なんだか不思議なネーミングですよね。
shousanshouuoは、塩水港精糖の末席株主です。

今回は「塩水港精糖株式会社(2112) 2023年3月期業績予想修正を発表【売上高 +10.3%、営業利益 +34.8%、純利益 +51.5%】」についての記事です。

まとめ


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塩水港精糖株式会社(2112)は、
東京証券取引所スタンダード市場へ上場している、東京の企業で、
精製糖だけでなく、乳糖果糖オリゴ糖サイクロデキストリンを主要商品として取り扱っている企業です。

昨日、同社からは
売上高 +10.3%、営業利益 +34.8%

経常利益 +43.1%、当期純利益 +51.5%

となる2023年3月期通期業績予想の上方修正がリリースされていました。

なお、同社株式の予想配当利回りは2.51%予想配当+優待利回りは4.27%2万円程で購入できる銘柄としては比較的利回りも良いのではないかと思っています。
今後も、末席株主として同社を応援したいと思います。

塩水港精糖株式会社(2112)とは


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東京証券取引所スタンダード市場へ上場している、東京の企業です。

同社の主要製品は、精製糖(グラニュー糖、上白糖、三温糖、液糖)だけではなく、乳糖果糖オリゴ糖(オリゴのおかげオリゴのおかげダブルサポート)やサイクロデキストリン(デキシーパール、イソエリート、デキシーエース)があります。

業績予想の修正に関するお知らせ

昨日、同社からは上記名称のリリースがありました。
2023年3月期通期業績予想を修正するというものです。
ありがたいことに上方修正でした。
数値は以下の様になっています。

               前回発表予想  今回修正予想

売上高            253.00億円 ⇒ 279.00億円 (+10.3%)
営業利益            4.60億円 ⇒   6.20億円 (+34.8%)
経常利益            5.10億円 ⇒   7.30億円 (+43.1%)
親会社株主に帰属する当期純利益 3.30億円 ⇒   5.00億円 (+51.5%)

精糖事業において、外食産業向けやお土産向けの販売が想定を上回ったとの事で売上高が当初予想を上回る見込みとなりました。

また、コストコトロールにも成功した結果みたいですね。

【関連記事】

なお、同社は昨年の同時期にも業績予想の上方修正をリリースしています。
業績予想を保守的に見積もるという企業なのかもしれません。

当ブログの以下の記事で紹介していますので、宜しければそちらもご参照下さい。

 

shousanshouuo.hatenablog.com

 

塩水港精糖株式会社(2112)の2023年3月期3Q決算・進捗率

同社は2023/2/4に2023年3月期第三四半期決算をリリースしていましたので、その内容も確認しておきます。

また、併せて昨日発表された業績予想数値と比較した進捗率も計算してみます。

売上高             212.08億円 (前年同期比 +10.0%、進捗率 76.01%)
営業利益             5.49億円 (前年同期比 -22.9%、進捗率 88.55%)
経常利益             5.60億円 (前年同期比 -17.9%、進捗率 76.71%)
親会社株主に帰属する四半期純利益 3.49億円 (前年同期比 -18.3%、進捗率 69.80%)

となっていました。
増収減益という結果だったのですね。

なお、同社の営業利益率は2.59%とさほど高くはない様です。
そして3Q末時点での自己資本比率は42.0%と、前期末よりも2.3%アップしていました。

塩水港精糖株式会社(2112)のセグメント別業績

同社の決算短信を見ると、同社の報告セグメントとして、

  • 砂糖事業
  • バイオ事業
  • その他

が記載されています。
それぞれの業績を確認しておきましょう。

砂糖事業

売上高             197.68億円 (前年同期比 +10.09%)
セグメント利益  9.90億円 (前年同期比 -13.76%)
セグメント利益率   5.01% (前年同期より1.43%悪化)

 

砂糖相場が上昇したものの、国内の家庭向け砂糖需要は漸減傾向が続いて低調だった様です。

その一方で、業務用製品は業績予想の修正でもコメントされていた様に、
外食産業向けや土産物向け、飲料メーカーへの販売が好調であったため、売上高は前年同期を上回る結果となっています。

バイオ事業

売上高              14.07億円 (前年同期比 -0.14%)
セグメント利益  3.54億円 (前年同期比 -8.29%)
セグメント利益率 25.16% (前年同期より2.24%悪化)

 

オリゴ糖部門は、前期にテレビで取り上げられたことによる反動があった様なのですが、整腸に対するニーズが好調に推移した様です。

なお、ビーツは大学駅伝の原監督を広告宣伝に起用した事もあり、積極的な販促活動を行っています。

その他事業

売上高                 1.00億円 (前年同期比 +1.01%)
セグメント利益   0.46億円 (前年同期比 +2.22%)
セグメント利益率 46.00% (前年同期より0.55%改善)

主にニューESRビル事務所の賃貸により、保有資産の活用を行っている様です。

 塩水港精糖株式会社(2112)の配当利回り

同社の配当予想では、
中間配当0円、期末配当5円で年間配当5円/株となっています。

同社株式の昨日終値は199円でしたので、

予想配当利回り=5/199≒2.51%

という事になりますね。
この価格で購入できる株式の中では、まずまずの利回りではないかと思います。

塩水港精糖株式会社(2112)の株主優待

同社は、3月末日時点での株主に対して株主優待を実施しています。
内容ですが、

1,000株以上保有で 自社製品(3,500円相当)を贈呈

という事になっていますので、

予想配当+優待利回り=5+3.5/199≒4.27%

という計算になりそうです。

利回りとしてはまずまずと言えそうですね。
オリゴのおかげ「奇跡の野菜といわれるビーツをドリンクにしました」を頂ける様です。

 

ブログをご覧頂き、ありがとうございました。
またのお越しをお待ちしております。
shousanshouuo