ブログをご覧頂き、ありがとうございます。
塩水港精糖という企業をご存じでしょうか?
社名に「塩」と「糖」がついて、なんだか不思議なネーミングですよね。
shousanshouuoは、塩水港精糖の末席株主です。
今回は「塩水港精糖株式会社(2112)の業績予想修正【営業利益80%増、純利益67.6%増】」についての記事です。
まとめ
塩水港精糖株式会社(2112)は、
東京証券取引所スタンダード市場へ上場している、東京の企業で、
精製糖だけでなく、乳糖果糖オリゴ糖やサイクロデキストリンを主要商品として取り扱っている企業です。
昨日、同社からは
売上高7.7%、営業利益80.0%、経常利益73.6%、当期純利益67.6%の増額修正
となる業績予想修正がリリースされていました。
なお、同社株式の予想配当利回りは2.39%、予想配当+優待利回りは4.07%と2万円程で購入できる銘柄としては比較的利回りも良いのではないかと思っています。
今後も、末席株主として同社を応援したいと思います。
【関連記事】
なお、同社は2023年3月期業期予想についても、同様に上方修正をリリースしてくれました。当ブログの以下の記事で紹介していますので、宜しければそちらもご参照下さい。
塩水港精糖株式会社(2112)とは
東京証券取引所スタンダード市場へ上場している、東京の企業です。
同社の主要製品は、精製糖(グラニュー糖、上白糖、三温糖、液糖)だけではなく、乳糖果糖オリゴ糖(オリゴのおかげ、オリゴのおかげダブルサポート)やサイクロデキストリン(デキシーパール、イソエリート、デキシーエース)があります。
業績予想の修正に関するお知らせ
昨日、同社からは上記名称のリリースがありました。
2022年3月期通期業績予想を修正するというものです。
内容ですが、ありがたいことに上方修正でした。
数値は以下の様になっています。
前回発表予想 今回修正予想
売上高 233.00億円 ⇒ 251.00億円 (+7.7%)
営業利益 4.50億円 ⇒ 8.10億円 (+80.0%)
経常利益 5.30億円 ⇒ 9.20億円 (+73.6%)
親会社株主に帰属する当期純利益 3.70億円 ⇒ 6.20億円 (+67.6%)
精糖事業において、外食産業向けや土産物向けの販売が回復基調に転じたとの事で売上高が当初予想を上回る見込み、との事に加えてコストコントロールに成功したという事の様です。
塩水港精糖株式会社(2112)の3Q決算・進捗率
同社は2022/2/4に3Q決算をリリースしていましたので、その内容も確認しておきます。
また、併せて昨日発表された業績予想数値と比較した進捗率も計算してみます。
売上高 192.71億円 (前年同期比 +5.3%、進捗率 76.78%)
営業利益 7.12億円 (前年同期比 -17.4%、進捗率 87.90%)
経常利益 6.83億円 (前年同期比 -18.7%、進捗率 74.24%)
親会社株主に帰属する四半期純利益 4.27億円 (前年同期比 -21.6%、進捗率 68.87%)
となっていました。
営業利益率は3.69%とさほど高くはありませんね。
そして3Q末時点での自己資本比率は38.5%と、前年度よりも2.1%アップしていました。
塩水港精糖株式会社(2112)のセグメント別業績
同社の決算短信を見ると、同社の報告セグメントとして、
- 砂糖事業
- バイオ事業
- その他
が記載されています。
それぞれの業績を確認しておきましょう。
砂糖事業
売上高 178.26億円 (前年同期比 +6.2%)
セグメント利益 11.48億円 (前年同期比 -21.1%)
セグメント利益率 6.44% (前年同期比 -2.23%)
砂糖相場が上昇したものの、国内の家庭向け砂糖需要は漸減傾向が続いて低調だった様です。
その一方で、業務用製品は業績予想の修正でもコメントされていた様に、
外食産業向けや土産物向けの販売が回復基調であったため売上高は前年同期を上回る結果でした。
バイオ事業
売上高 14.09億円 (前年同期比 -3.9%)
セグメント利益 3.86億円 (前年同期比 +26.4%)
セグメント利益率 27.40% (前年同期比 +6.60%)
オリゴ糖部門は好調に推移した様で、販売数量は前年を上回るという結果でした。
売上高が減少しているのは、「収益認識に関する会計基準」適用の影響もあった様です。
その他事業
売上高 0.99億円 (前年同期比 -1.9%)
セグメント利益 0.45億円 (前年同期比 -4.5%)
セグメント利益率 45.45% (前年同期比 -1.08%)
主にビル事務所の賃貸により、保有資産の活用を行っている様です。
塩水港精糖株式会社(2112)の配当利回り
同社の配当予想では、期末配当5円/株となっています。
同社株式の昨日終値は209円でしたので、
予想配当利回り=5/209≒2.39%
という事になりますね。
この価格で購入できる株式の中では、まずまずの利回りではないかと思います。
塩水港精糖株式会社(2112)の株主優待
同社は、3月末日時点での株主に対して株主優待を実施しています。
内容ですが、
1,000株以上保有で 自社製品(3,500円相当)を贈呈
という事になっていますので、
予想配当+優待利回り=5+3.5/209≒4.07%
という計算になりそうです。
利回りとしてはまずまずと言えそうですね。
「オリゴのおかげ」と「奇跡の野菜といわれるビーツをドリンクにしました」を頂ける様です。
ブログをご覧頂き、ありがとうございました。
またのお越しをお待ちしております。
shousanshouuo