ブログをご覧頂き、ありがとうございます。
株式会社土屋ホールディングス(1840)という建築会社をご存じでしょうか?
北海道では圧倒的な知名度を誇り、気密性、断熱性に優れた注文住宅を建設している企業です。
shousanshouuoは、株式会社土屋ホールディングス(1840)の末席株主です。
今回は「土屋HD(1840) 2022年10月期決算を発表【増収減益で着地。今期は復調を予定】」についての記事です。
まとめ
株式会社土屋ホールディングス(1840)は、
東京証券取引所スタンダード市場へ上場している北海道の企業です。
昨日、同社からは2022年10月期の決算発表がありました。
内容としては、増収減益という結果です。
今期に関してはコスト増が懸念ではあるものの木材価格等が落ち着いてくれる事を期待して、予想通りの収益改善を期待して、
今後も末席株主として同社を応援していきたいと思っています。
株式会社土屋ホールディングス(1840)とは
東京証券取引所スタンダード市場へ上場している北海道の企業です。
事業内容としては、「建設業を営む事業会社の支配・管理及びコンサルタント業務」となっていますね。
同社の歴史
1969年 「土屋商事」創業。
1972年 「有限会社丸三土屋商事」を「株式会社丸三土屋商事」に改組。
1976年 「株式会社丸三土屋建設」設立。
1977年 北海道マイホームセンターへ第一号モデルハウス出展。
1978年 苫小牧支店を開設し、支店展開を開始。
1979年 小樽、千歳支店を開設。宅地建物取引業者免許を取得。
1980年 商号を「株式会社丸三土屋商事」から「株式会社住宅流通センター」に変更。
1981年 札幌豊平、札幌南、札幌東の3支店開設。
1982年 「株式会社土屋ホームトピア」設立。岩見沢、室蘭支店開設。
商号を「株式会社丸三土屋建設」から「株式会社土屋ホーム」に変更。
商号を「株式会社住宅流通センター」から「株式会社土屋住宅流通」に変更。
1983年 札幌西、札幌白石、滝川、函館支店を開設。「大曲木材加工センター」竣工。
1984年 全国省エネルギー住宅コンクールで「ザ・サッポロ」が全国第1位建設大臣賞を受賞。釧路、旭川、北見、帯広支店を開設。
1985年 「株式会社土屋システム住宅」設立。札幌北、江別支店を開設。
1986年 「株式会社土屋ツーバイホーム」設立。
1988年 建設大臣から宅地建物取引業者の免許取得。
1989年 「株式会社土屋住宅流通」「株式会社土屋システム住宅」を吸収合併。「株式会社トップハウジングシステム」を設立。
1990年 北広島市に「広島工場」竣工。
1991年 「土屋アーキテクチュアカレッジ」開校。石狩市に「石狩木材加工センター」設置。群馬支店開設。
1992年 松本、宇都宮支店開設。
1994年 「株式会社土屋ホーム仙台」「株式会社土屋ホーム岩手」「株式会社土屋ホーム青森」の株式を取得し、子会社にする。仙台、甲府、佐久支店を開設。
1995年 高崎、古川、諏訪、中野、金沢支店を開設。
1996年 仙台、石巻、小山、桐生、本庄、富士吉田、上田、富山支店を開設。
1997年 長野北支店を開設。
1998年 手稲、麻生、厚別支店を開設。足利・桐生を両毛支店、富山・高岡を北陸支店に統合し、石巻支店を営業所に変更。
1999年 札幌厚別、世田谷支店を開設。中野支店を長野支店に統合。本庄、宇都宮、諏訪、上田、富士吉田支店は営業所へ変更。
2000年 「株式会社アーキテクノ」を設立。「株式会社トップハウジングシステム」を清算。横浜支社を開設し、本店営業部を設立。
2001年 「株式会社トップホーム浜田」の株式を取得し、子会社とする。土屋ホームスキー部「チーム土屋」を新設。
2002年 「株式会社トップホーム浜田」が「株式会社土屋ホーム秋田」に名称変更。
2003年 「株式会社土屋ホーム秋田」「株式会社土屋ホーム岩手」「株式会社土屋ホーム青森」を合併し、「株式会社土屋ホーム東北」とする。
2005年 中古住宅再生事業開始。
2006年 東京支社・那須塩原支店を開設。
2008年 「株式会社土屋ホールディングス」を設立し、持株会社体制へ移行。
2012年 「土屋ホーム」と「土屋ツーバイホーム」が合併。
2015年 「土屋ホーム」と「土屋ホーム東北」「アーキテクノ」が合併。
2018年 「株式会社土屋ホーム不動産」設立。
株式会社土屋ホールディングス(1840)の2022年10月期決算
昨日、同社からは2022年10月期決算の内容が発表されていました。
早速、中身を確認しておきましょう。
売上高 347.16億円 (前期比 +11.8%)
営業利益 1.48億円 (前期比 -74.9%)
経常利益 2.28億円 (前期比 -64.7%)
親会社株主に帰属する当期純利益 2.30億円 (前期比 -51.8%)
となっていました。
営業利益率は0.43%とかなり低いものの、なんとか黒字を確保しています。
そして期末時点での自己資本比率は55.9%で、前期より2.1%アップしています。
株式会社土屋ホールディングス(1840)のセグメント別業績
同社の決算短信では、
- 住宅事業
- リフォーム事業
- 不動産事業
- 賃貸事業
に分かれて記載がありました。
それぞれの数値を確認しておきましょう。
住宅事業
売上高 224.90億円 (前期比 +4.68%)
セグメント利益 -2.49億円 (前期は 3.25億円の黒字)
セグメント利益率 -1.11% (前期より2.62%の悪化)
コスト増を住宅価格へ転嫁したことで、売上は増加したもののコスト増加を吸収しきれなかったようですね。
リフォーム事業
売上高 43.91億円 (前期比 +12.51%)
セグメント利益 0.59億円 (前期比 +42.02%)
セグメント利益率 1.36% (前期より0.28%の改善)
リフォーム事業については、受注も好調である様です。
省エネに強く知名度が高い同社が手掛けるリフォームは、北海道でも優位性がありそうです。
不動産事業
売上高 81.36億円 (前期比 +55.96%)
セグメント利益 5.49億円 (前期比 +49.33%)
セグメント利益率 6.75% (前期より0.30%の悪化)
分譲住宅の販売も寄与したとの事で、売上高・セグメント利益ともに大幅増となっています。
賃貸事業
売上高 7.44億円 (前期比 -8.00%)
セグメント利益 1.42億円 (前期比 -10.28%)
セグメント利益率 19.07% (前期より0.49%の悪化)
若干減少となっていますが、概ね安定した業績ではないでしょうか。
株式会社土屋ホールディングス(1840)の業績予想
同社の通期業績予想は以下の様になっています。
売上高 350.00億円 (前期比 +0.8%)
営業利益 7.00億円 (前期比 +372.1%)
経常利益 7.50億円 (前期比 +228.3%)
親会社株主に帰属する当期純利益 4.50億円 (前期比 +95.3%)
コスト高や、インフレによる影響を見込んではいるものの、
脱炭素社会に向けて同社が得意とする省エネ住宅へのニーズが強まるのではないか、
との事で2021年10月期とほぼ同程度まで業績が回復する事を予想している様です。
また、新商品である木造4階建てマンション「LAPEACE」の販売にも注力するとの事です。
【関連記事】
同社が昨年発表した「新中期経営計画」について、当ブログの以下の記事に記載しています。
宜しければそちらもご参照下さい。
株式会社土屋ホールディングス(1840)の配当利回り
同社の配当予想では、中間配当0円、期末配当6円で合計6円/株となっています。
同社株式の昨日終値は205円でしたので、
予想配当利回り=6/205≒2.93%
という事になりますね。
利回りとしては、それなりと言えそうです。
株式会社土屋ホールディングス(1840)の株主優待
残念ながら、同社は株主優待制度を導入してはいません。
また、新設等の動きがあれば当ブログで紹介したいと思います。
昨日の取引
昨日は、急上昇していた
モブキャストHD(3664)
を売却して小銭を稼いでおりました。
また、その一方で
株価が低迷中の
ペッパーフードサービス(3053)
を購入してみました。
ペッパーフードサービスを購入したのは、
来月から肉マイレージアプリの改訂を行うことで
離れていた顧客(特に肉マイレージの上位者)が
少しずつ戻ってくるのではないか、という期待があるためです。
また、店舗数が減少した分だけオペレーションが安定していたり
商品の質が以前よりも良くなっている可能性もあるのではないかという期待もあるのです。
しばらく前にはなりますが、誕生日クーポンを利用して久しぶりにステーキを食べてみたら前よりもちょっと美味しかった気がしました。
まぁ、こちらもジャンボ宝くじと思っての投資です。
運よく、株主優待の再開でも発表してくれたら大きく跳ねそうなのですが・・・。
【関連記事】
ペッパーフードの業績については、当ブログの以下の記事で紹介しています。
宜しければそちらもご参照下さい。
ブログをご覧頂き、ありがとうございました。
またのお越しをお待ちしております。
shousanshouuo