ショウサンショウウオの投資部屋

ブログ初心者ですが、少しずつ記事を積み重ねて皆様のお役に立てる情報を提供できればと思っています。

株式会社ウイルコホールディングスの決算について

◆目次◆

ブログをご覧頂き、ありがとうございます。
ウイルコという名前をご存じでしょうか? 
しばらく前の事になりますが、障害者郵便制度を悪用したダイレクトメールの発送を行った事で逮捕者が出てしまった悪いイメージをお持ちの方もおられるかもしれません。
shousanshouuoは、株式会社ウイルコホールディングスの末席株主です。

今回は「株式会社ウイルコホールディングスの決算」についての記事です。

 

株式会社ウイルコホールディングスとは


www.youtube.com

東京証券取引所市場第二部へ上場している石川の企業です。
同社の中核となる企業は、ウイル・コーポレーションという商業印刷物の製造・販売を行っている会社です。

もともとは、わかさ屋美術印刷株式会社という名称の企業で、昭和54年5月に設立されました。当時、北陸初となる24時間稼働の印刷事業を開始していたそうです。
その後は、順調に大阪・名古屋・東京へと営業所を設置しています。
1989年には、本社と工場を郊外へと移転しています。企業の規模が大きくなったという事なのでしょうね。
1997年になり、千葉県に関東工場を設置した後は、商号を「わかさ屋情報印刷株式会社」→「株式会社ウイル・コーポレーション」へと変更しています。
2000年には、新社屋・工場が竣工し、2003年には関東へ工場をさらに新設しています。
同社が上場を果たしたのは2005年10月の事で、東京証券取引所市場第二部へと上場しています。

連結子会社には、児童書等を取り扱っている鈴木出版があり、同社の知育事業を担っています。


なかなか気になる書籍を出版していますね。

2014年には、事業拡大の目的で関西ぱど連結子会社として設立していましたが、今年の4月までに事業を譲渡しています。

また、同様に撤退した事業としては、音の出る絵本のOEM生産を行っていたウィズコーポレーションがあります。

株式会社ウイルコホールディングスの決算

本日、同社の決算発表がありました。
早速、中身を確認してみましょう。

売上高            106.76億円 (前年度比 -10.6%)
営業利益            3.12億円 (前年度は -1.16億円)
経常利益            3.13億円 (前年度は -1.10億円)
親会社株主に帰属する当期純利益 2.66億円 (前年度は -0.28億円)

となっていました。
減収となりながらもしっかりと黒字転換を果たしています。
営業利益率は、2.92%となりますね。
期末時点での、同社の自己資本比率は44.8%で、昨年度よりも4.3%アップしています。

株式会社ウイルコホールディングスのセグメント別業績

情報・印刷事業

売上高     93.15億円 (前年度比 -5.5%)
セグメント利益 6.68億円 (前年度比 +122.4%)
セグメント利益率 7.17% (前年度比 +4.13%)

ECサイトからの印刷受注は増加したとの事ですが、
コロナ禍で、各種イベントの縮小や観客数制限により、フリーペーパーの受注や集客用印刷物の需要が大きく減少したためにマイナスとなっています。

それでも利益率がアップしたのは、人件費削減と製品内製化率の向上が実を結んだという事なんですね。

メディア事業

売上高      3.34億円 (前年度比 -74.6%)
セグメント利益 -0.10億円 (前年度は -0.43億円)
セグメント利益率 -2.99% (前年度比 +0.27%)

主要な企業であった、関西ぱど株式会社アクティが連結の葉にから外れたために大きく減収となってしまっています。

知育事業

売上高       12.81億円 (前年度比 -2.7%)
セグメント利益 -0.29億円 (前年度は -0.30億円)
セグメント利益率 -2.26% (前年度比 +0.02%)

幼稚園・保育園への既存の販売ルートに加えてダイレクトメールやECサイトなどを通じて新型コロナウィルス感染防止関連商品を販売することが出来た様です。また、在庫の積極的な圧縮に努めたとの事で減収ながらもわずかに損失は縮小しています。

株式会社ウイルコホールディングスの次期業績予想

同社の次期業績予想ですが、以下の様になっています。

売上高            113.00億円 (前年度比 +5.8%)
営業利益            3.00億円 (前年度比 -3.9%)
経常利益            3.00億円 (前年度比 -4.4%)
親会社株主に帰属する当期純利益 2.50億円 (前年度比 -6.2%)

メディア事業の売上分は剥落すると思われますので、その分の売上を他の2事業で補いつつもほぼ同程度の利益水準を見込んでいる様ですね。

コロナウィルス感染症の影響にもよりますが、知育事業の利益率改善と商業印刷の受注改善があれば、決して達成は不可能ではないと思われる業績予想ではないかと感じます。

【関連記事】

同社の2022年10月期決算については、当ブログの以下の記事に記載しています。
宜しければそちらもご参照下さい。

 

shousanshouuo.hatenablog.com

 

株式会社ウイルコホールディングスの配当利回り

同社の配当予想では、期末配当2円/株となっています。
本日、同社の終値は165円でしたので、

予想配当利回り=2/165≒1.21%

という事になりますね。利回りは決して高いとはいえませんが、
この程度の株価の企業であれば無配の企業も多いですので、
そういった株式へ投資したり、銀行に1.65万円を預けるよりはずっと良いのではないかと個人的には思っています。

株式会社ウイルコホールディングスの株主優待

残念ながら、同社は株主優待制度を導入していません

まとめ

同社は、東京証券取引所市場第二部へ上場している石川県の企業です。

商業印刷を主力事業としていますが、
絵本の出版等を行っている企業を連結子会社として保有している事から、
知育事業にも取り組んでいます。

赤字が続いている事もありましたが、
今後は黒字が継続する予想となっており、
予想配当利回りは1.21%となっています。
決して高い利回りではありませんが、ゆっくりと株主還元を期待するのであれば同社への投資もありではないでしょうか。

今後も、末席株主として同社を応援していきたいと思っています。

 

ブログをご覧頂き、ありがとうございました。
またのお越しをお待ちしております。
shousanshouuo