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ブログをご覧頂き、ありがとうございます。
アルデプロという企業をご存じでしょうか?
ひと昔前には、ビル屋上の看板やテレビCM等を流していた事もあり覚えておられる方もいらっしゃるかもしれません。
shousanshouuoは、先日の記事にもある様にアルデプロの末席株主です。
今回は「株式会社アルデプロ(8925)の2022年7月期中間決算」についての記事です。
まとめ
株式会社アルデプロ(8925)は、東京証券取引所市場第二部へ上場している東京の企業です。
中古ビルやマンションを仕入れてバリューアップ後に販売する事業に加えて、同社の強みとしては不動産権利調整ビジネスに長けている事があります。
本日は、同社の中間決算発表がありました。
進捗率で考えると、現時点での利益率が予想を下回っている事が気にかかります。
ひょっとすると通期業績予想の利益額は下方修正もありうるかもしれません。
ただ、それでも現在の利益率はまずまずでないかと思っています。
今後、同社株式は10株が1株へ併合されてしまうため現在の値段では購入出来るチャンスが減ってしまいそうです。
今後は末席株主としての地位を保つために買い増しするかどうか悩みながらも同社を応援していきたいと思っています。
株式会社アルデプロとは
東京証券取引所市場第二部へ上場している東京の企業です。
同社の事業としては、中古ビルやマンションを1棟仕入れ、バリューアップして販売する事業と、不動産権利調整ビジネスを展開しています。
不動産の権利調整とは、旧耐震基準のビルの借家人や抵当権者等の利害関係者の同意調整を図り、権利関係を整理して建物を取り壊して新たな事業用地をデベロッパーへと売却する事業です。
負のイメージのある言葉ですが「地上げ」と言ったらなんとなく分かりやすいかもしれませんね。
大手不動産デベロッパーやホテル開発業者はここまで面倒な仕事は行わないでしょうから、同社等のノウハウがある業者にとってはブルーオーシャンと言えるかもしれません。
同社の歴史
1988年に、内装事業を主軸として同社は創業しています。
2001年からは、中古マンションの1棟仕入れを行い、リフォーム後に戸別に販売する中古マンション再活事業を本格的に開始しています。
2004年には、東証マザーズへの上場を果たしています。
2007年には、過去最高の売上(774億円)・利益(経常利益113億円)を達成しており、
あのゴールドマン・サックスから300億円を調達していました。
しかし、その直後にサブプライムショックに見舞われてしまい、
2008年のリーマンショックを受けて、業績が急激に悪化してしまいます。
恐らく、物件の買い手がつかなくなってしまったんでしょうね。
2010年には事業再生ADR手続が成立しています。
その後は再生期間を経て2013年に事業再生ADR手続が終結しています。
2014年からは、大阪支店を開設し、東京証券取引所市場第二部へ市場変更を果たすなど、事業の再拡大に向けて積極的な姿勢を見せています。そんな中で同社が見出した活路が、上記で少し説明をした「不動産権利調整ビジネス」の様ですね。
株式会社アルデプロ の中間決算
本日、同社の中間決算が発表されていました。
早速、中身を確認しておきましょう。
売上高 91.94億円
営業利益 7.20億円
経常利益 5.81億円
親会社株主に帰属する四半期純利益 4.45億円
となっていました。
営業利益率は、7.83%とまずまずの数値です。
そして2Q末時点での、同社の自己資本比率は39.0%と前年度よりも6.4%ダウンしています。
なお、同社は2021年7月期までは連結業績の開示を行っていたのですが、今期からは非連結での業績開示を行っているので、前年度との比較数値は出ていませんでした。
株式会社アルデプロのセグメント別業績
同社の決算短信では、
- 不動産再活事業
- 不動産賃貸収益等事業
の2つの事業について報告があります。
それぞれの事業成績を確認してみましょう。
不動産再活事業
売上高 91.21億円
セグメント利益 9.31億円
セグメント利益率 10.21%
東京都心部や関西地区を中心に権利調整案件や収益用不動産などの販売用不動産の売却活動及び仕入れ活動を行っていた様です。
上半期では、東京都千代田区、港区、新宿区、渋谷区、杉並区、武蔵野市、神奈川県、関西地区等に所在する販売用不動産を売却しており、
また全国に所有していた収益レジデンスの売却も行っていました。
決算補足説明資料を見ると、権利調整に要した期間として
千代田区の物件では、約6か月
新宿区の物件では、約2か月
となっていました。
比較的スムーズに事業が出来ているのではないでしょうか。
不動産賃貸収益等事業
売上高 0.72億円
セグメント利益 0.63億円
セグメント利益率 87.50%
同社は、仕入れから売却までの期間も収益機会を無駄にしない様に、家賃収入を得ています。
前期よりも受取賃料は減少した様ですが、それはより短期間で物件を売却できているという事ですから、一概に悪いという事もなさそうです。
株式会社アルデプロの業績予想・進捗率
同社の通期業績予想と、2Q末時点での進捗率は以下の様になっています。
売上高 201.80億円 (進捗率 45.56%)
営業利益 30.00億円 (進捗率 24.00%)
経常利益 26.00億円 (進捗率 22.35%)
親会社株主に帰属する四半期純利益 23.20億円 (進捗率 19.18%)
下半期では、もっと利益率が高まることを見込んでいるという事の様ですね。
確実に売却益が見込める物件が手中にあるのかもしれません。
株式会社アルデプロの配当利回り
同社の配当予想では、期末配当1.5円/株となっています。
本日、同社の終値は44円でしたので、
予想配当利回り=1.5/44≒3.41%
という事になりますね。
1万円以下で購入出来る銘柄で、この利回りはなかなかないと思います。
とはいえ、同社株式は今後10株⇒1株への併合が予定されているため併合後もこれまで通りの売買を行うつもりであれば、現時点で4.4万円が必要となります。
残念ながら、同社は株主優待制度を導入していません。
配当に回していると考えると優待制度の導入は難しいかもしれませんね。
ブログをご覧頂き、ありがとうございました。
またのお越しをお待ちしております。
shousanshouuo