ショウサンショウウオの投資部屋

ブログ初心者ですが、少しずつ記事を積み重ねて皆様のお役に立てる情報を提供できればと思っています。

吉野家ホールディングス 株主優待変更と2Q決算について

ブログをご覧頂き、ありがとうございます。 今回は「吉野家ホールディングス 株主優待変更と2Q決算」についての記事です。

shousanshouuoは、吉野家ホールディングスの末席株主です。
吉野家ホールディングスは、皆さんご存じ牛丼の吉野家を経営している企業です。
同社はかつて、コスト削減を目的としたつゆの粉末化等を行った事で客離れを招き、会社更生法を適用する事になったという歴史があります。
そのため、今ではその「味」を大切にしている企業です。
shousanshouuoも、吉野家の牛丼は大好きです。そして、個人的には吉野家「紅ショウガ」は、各牛丼チェーンの中で最も美味しいのではないか、と感じます。
冗談ではなく、紅ショウガだけでごはん1杯食べられると思います。
ちなみに、はなまるうどん吉野家ホールディングスが運営しています。

 

そんな吉野家ホールディングスですが、本日のプレスリリースで株主優待制度の変更を発表しました。

末席株主のshousanshouuoからすると、
年間の株主優待券が6,000円分⇒4,000円分へとダウン
する事になります。
大変残念です。

*2022/5/7追記

実際に減額後の優待券の券面写真は、以下の記事に掲載しています。
宜しければ、合わせてご参照下さい。

 

shousanshouuo.hatenablog.com

 

1枚300円の優待券はちょうどよく使えてありがたかったのですが・・・。
牛丼並盛(税込387円)+生野菜みそ汁セット(税込162円)+玉子(税込74円)とすると、大体優待券2枚で食べられるけど、大盛にしてしまうと少し小銭を出さなければいけなくなる、、、そんな金額設定だったのです。
11月期限の株主優待券の使い道はスタミナ超特盛丼のテイクアウトで決まりだな・・・なんて考えていたのですが、本日の発表でちょっとテンションダウンです。
いずれ、安くなってくれば買い増し・・・を狙いたいですが、同じ事を考える人は多いでしょうからしばらくは末席株主のままで我慢しようかと思います。

ちなみに、同社は本日通期業績予想の上方修正と、中間配当の発表も行っています。
昨年の中間期は無配でしたので、これは純粋に喜びたいと思います。
でも、それ以上に優待改悪(shousanshouuoにとっては)が残念でなりません。

そんな吉野家ホールディングスの中間決算発表も確認してみましょう。

売上高 742.79億円 (昨年度比 -9.4%)
営業利益 7.23億円 (昨年は -59.70億円)
経常利益 49.19億円 (昨年は -50.04億円)
親会社株主に帰属する四半期純利益 31.27億円 (昨年は -57.08億円)

と、減収増益の結果となっています。
上半期の営業利益率は、0.97%
という数値になりますね。なかなか厳しい結果です。

通期業績予想では、

売上高 1527.00億円 (進捗率 47.3%)
営業利益 27.00億円 (進捗率 26.8%)
経常利益 105.00億円 (進捗率 46.8%)
親会社株主に帰属する四半期純利益 47.00億円 (進捗率 66.5%)

となりますね。
通期での営業利益率予想は、1.77%
ですので、下半期の牛すき鍋丼投入等で巻き返しを期待したいと思います。
今上半期で減収になった要因としては、売却した京樽の影響もある様ですね。
というわけで、セグメント毎の状況を確認してみましょう。

吉野家

売上高 513.35億円 (昨年度比 -1.1%)
セグメント利益 30.83億円 (昨対比 523.4%)
セグメント利益率 6.00%

という結果でした。
店舗を利用していてもポケ盛や、お子様割引には力を入れている印象がありましたね。
また、テイクアウトはもともと得意な分野でしたがLINEでオーダーする事で5%割引等、ありがたい取り組みもしていました。
実際、利用してみたのですが驚くほど簡単にオーダーできてビックリしました。
W弁当(牛皿・唐揚げ)を注文すると、税込645円の5%引きなので、優待券2枚で大満足のお弁当をゲットする事が出来ます。
ただし、W弁当だけでは野菜が少なすぎて色味のバランスが悪いという欠点があります。

はなまる

売上高 106.35億円 (昨年度比 +14.8%)
セグメント利益 -5.72億円 (昨年より15.24億円改善)
セグメント利益率 -5.38%

という結果です。
トリドール丸亀製麺に対抗して「はなまるうどん弁当」を販売していましたが、中身がそっくり過ぎて丸パクリ感が拭えなかったのは残念です・・・。

また、海外事業のセグメントも公表されています。

売上高 110.71億円 (昨年度比 +22.8%)
セグメント利益 6.24億円 (昨年より7.15億円改善)
セグメント利益率 5.64%

でした。アメリカと中国の店舗が多いイメージでしたが、調べてみるとインドネシアでも126店舗展開しているんですね。
shousanshouuoは、トム・ハンクスの映画「ターミナル」の中で、空港内の店舗が再現されていたのを記憶しています。

今回、株主優待変更の発表は残念でしたが吉野家事業、海外事業に関しては十分に利益を生み出し続けてくれると思いますので、今後も末席株主として同社を応援していきたいと思います。

 

shousanshouuoのブログをご覧頂き、ありがとうございました。 またのお越しをお待ちしております。

shousanshouuo