ショウサンショウウオの投資部屋

ブログ初心者ですが、少しずつ記事を積み重ねて皆様のお役に立てる情報を提供できればと思っています。

スリーエフ 2Q決算について

ブログをご覧頂き、ありがとうございます。

今回は「株式会社 スリーエフの2Q決算」についての記事です。

 

shousanshouuoは、スリーエフの末席株主です。
スリーエフは、もともと富士スーパーのコンビニエンス事業に端を発しており、その後は独自ブランドである「スリーエフ」というコンビニエンスストアを運営していました。

関東圏ではテレビCMを流していた事もあり、「まるまる・こころ・キラキラ」「星より明るく、スリーエフ」のキャッチコピーを記憶されている方もおられるのではないでしょうか。
現在は独自ブランドであるスリーエフは消滅してしまいましたが、当時のロゴは同社のホームページで確認する事が出来ます。

現在は、ローソンとの合弁会社であるローソン・スリーエフを通じたコンビニエンスストアの経営指導と商品供給を主に行っています。

 

【関連記事】

2023年9月にも、同社の業績について当ブログで記事を書きました。
ブログ開設から2年が経過し、少しは見やすい文章になったかな・・・とは思いますが、まだまだへたくそですね。

宜しければそちらもご参照下さい。

 

shousanshouuo.hatenablog.com

 

 

本日は、そんなスリーエフの上半期決算でした。業績予想は若干下振れという結果での着地になっています。
そんな同社の上半期決算を見てみましょう。

営業総収入 62.89億円 (昨年度比 +2.2%)
営業利益 2.41億円 (昨年度比 +105.9%)
経常利益 2.68億円 (昨年度比 +88.0%)
親会社株主に帰属する四半期純利益 0.18億円 (昨年度比 -42.0%)

という結果でした。

営業総収入、という記載になっているのは
加盟店からのロイヤリティ収入+商品の卸売上高
という事なんだろうと思います。

通期業績予想としては、

営業総収入 125.00億円 (昨年度比 -0.2%、上半期での進捗率 50.31%)
営業利益 3.50億円 (昨年度比 +114.1%、上半期での進捗率 68.86%)
経常利益 4.00億円 (昨年度比 +85.9%、上半期での進捗率 67.00%)
親会社株主に帰属する四半期純利益 0.00億円

という事で、下半期の方が厳しめの営業になる事を見込んでいる様ですね。
ちなみに、配当金は中間期5円、期末5円の年間10円配当を予定しています。
本日の終値が322円ですので、

配当利回り=10/322≒3.1%

となります。
もちろん、企業として純利益ゼロの予想ですので今後減配や無配となる可能性も十分にあり得ますが・・・。

決算短信による運営店舗の概況ですが、

ローソン・スリーエフ
全体としてコロナ禍前の水準まで日販を回復する事ができた、との事です。
同社店舗の特徴である「青果」「チルド弁当」「チルド寿司」「やきとり」は昨年度を上回る状況で推移したそうです。
閉店が3店舗あったものの、出店ゼロだったとの事で上半期末の店舗数は339店舗となっています。

gooz (グーツ)
全部で4店舗の直営店舗です。ホームページでは、こだわりのコーヒー等が紹介されており、コンビニエンスストアというよりはオシャレなデリに近い雰囲気ですね。
代替肉メニューやフレッシュ野菜などに特徴がある様です。
都心型店舗とパーキングエリアに店舗を展開しています。近くに、こんな店舗があったら一度入ってみたいです・・・。


かつてはラッピングバスも運行していたんですね・・・。今やレアアイテムになってしまっています。

なお、本日は決算補足資料もリリースされていました。

チェーン全店売上高 316.46億円 (昨年度比 +1.3%)
平均日販 54.4万円 (昨年度比 +1.1万円)
客数 733人 (昨年度比 +15人)
客単価 743円 (昨年度比 +1円)

だったのですね。
この平均日販 54.4万円という額は、
ローソン全体の日販 49.7万円(2022/2月期2Q決算 補足資料より)を、大きく上回っています。店舗が首都圏に集中しているという事はあると思いますが、平均客数も
ローソン全体の平均客数 663人(2022/2月期2Q決算 補足資料より)を上回っており、各店舗の営業力はそれなりにしっかりしている様に感じます。

とはいえ、王者セブンイレブンの日販は64.2万円(2022/2月期2Q決算 補足資料より)ですから、まだまだこの数字で満足してはいけなさそうです。

なお、同様にローソンと手を組んだポプラは、コンビニエンスストア以下のミニストア業態を深耕する戦略の様です。そのため日販はかなり低くなっていますが、その独自性ゆえにヤマザキデイリーストアの様に、いつまでも残るチェーンの1つになるかもしれません。
とはいえ、同社の決算内容を見ていると厳しさを感じますが(同社は現在債務超過だったはずです)・・・。
今後、スリーエフがどの様に営業を継続していくのかを末席株主として注視し続けようかと思います。

shousanshouuoのブログをご覧頂き、ありがとうございました。 またのお越しをお待ちしております。

shousanshouuo