ショウサンショウウオの投資部屋

ブログ初心者ですが、少しずつ記事を積み重ねて皆様のお役に立てる情報を提供できればと思っています。

東洋テック(9686) 2024年3月期決算を発表【2025年3月期は2ケタ成長で増収増益見込みに!!】

◆目次◆

ブログをご覧頂き、ありがとうございます。

shousanshouuoは、

中小型バリュー株偏重長期投資スタンスの兼業投資家です。

 

本日取り上げたいのは、昨日に続いて「東洋〇〇」と名のつく企業です。

東洋テック株式会社(9686)をご存じでしょうか?

同社は、関西地区に地盤を持つ警備会社です。

 

関西で警備っていうと、アレですね・・・。

近々、ビッグイベントが控えています。

AREです。

 

そう、2025年の万博です。

同社は、万博での警備業務を受注している企業です。

 

今回は

東洋テック(9686) 2024年3月期決算を発表【2025年3月期は2ケタ成長で増収増益見込みに!!】」

についての記事です。

まとめ


www.youtube.com

 

東洋テック株式会社(9686)

東京証券取引所スタンダード市場へと上場している、大阪の企業です。

 

もともとは金融機関の警備業務を祖業としており、

関西地区での知名度は高めです。

現在の筆頭株主セコムとなっています。

 

昨日、同社からは2024年3月期決算の発表と、

2025年3月期の通期業績予想が発表されました。

 

2025年3月期は、いずれも2ケタ成長となる増収増益の見込みだそうです。

 

M&Aにも比較的積極的な企業ですので、

今後も末席株主として同社を活躍と成長を応援していきたいと思っています。

 

東洋テック株式会社(9686)とは


www.youtube.com

 

同社は、

東京証券取引所スタンダード市場へと上場している、大阪の企業です。

 

もともとは金融機関の警備業務を祖業としており、

関西地区での知名度は高めです。

現在の筆頭株主セコムとなっています。

 

なお、

2025年日本国際博覧会の警備業務は、

同社を幹事企業とする共同企業体が業務を受注しています。

 

共同企業体全体で108億円にもなる大型案件です!

同社の取り分が気になります・・・

 

というか、きちんと開催日にパビリオン建築が間に合うのか気がかりです。

 

東洋テック株式会社(9686)の
2024年3月期決算

昨日、同社からは2024年3月期決算がリリースされていました。

数値を確認しておきましょう。

 

売上高            312.49億円 (前期比 +3.7%)
営業利益            9.66億円 (前期比 +14.4%)
経常利益             10.63億円 (前期比 +10.3%)
親会社株主に帰属する当期純利益 6.26億円 (前期比 -15.6%)

 

となっていました。

営業利益率は3.09%です。

そして期末時点での自己資本比率は59.6%で、前期末より4.7%ダウンしています。

 

東洋テック株式会社(9686)のセグメント別業績

同社の決算短信では、

 

  • 警備事業
  • ビル管理事業
  • 不動産事業

 

に分かれてセグメント別の売上高、セグメント利益が記載されていました。

それぞれの数値を確認しておきましょう。

 

警備事業

売上高     209.40億円 (前期比 +5.7%)

セグメント利益  7.18億円 (前期比 +56.3%)

セグメント利益率   3.43% (前期より1.11%改善)

 

値上げ効果が絶大だった様で、増収増益に至っています。

万博での警備事業がうまくいけば、同社のPRになってくれそうです。

新たな顧客開拓が進むことを期待したいですね。

 

ビル管理事業

売上高       98.20億円 (前期比 +10.2%)

セグメント利益  1.60億円 (前期比 +79.3%)

セグメント利益率   1.63% (前期より0.63%改善)

 

清掃企業2社を統合したことで、子会社の再編が一段落した様です。

その効果もあってか増収増益となっていますね。

今後は、請負金額の値上げ等でコスト増への対抗策が控えていそう

なので利益率が今よりもアップすることを期待したいところです。

 

不動産事業

売上高      4.88億円 (前期比 -65.8%)

セグメント利益  0.91億円 (前期比 -67.7%)

セグメント利益率 18.65% (前期より1.13%悪化)

 

保有不動産の稼働率低下、

新規物件取得による一時的費用の発生により賃貸事業の収支が悪化したことと、

大口不動産販売の期ずれが生じたと説明がありました。

 

事業の性質上、どうしても売上にムラは生じると思いますので大問題ではないかな、と思います。

セグメント利益率に大きな変化はないので、換金のために焦って売却したり、ということはなさそうです。

 

東洋テック株式会社(9686)の
2025年3月期業績予想

同社の2025年3月期の通期業績予想は以下の様になっています。

 

売上高            345.00億円 (前期比 +10.4%)
営業利益             13.50億円 (前期比 +39.7%)
経常利益             14.00億円 (前期比 +31.6%)
親会社株主に帰属する当期純利益 8.40億円 (前期比 +34.1%)

 

いずれも2ケタ増という、大幅な増収増益の見込み

となっています。

 

増収増益の基盤は出来ているものの、

今後も積極的にM&Aを実施するつもりでいる様ですね。

 

東洋テック株式会社(9686)の配当利回り

同社の2025年3月期の配当予想では、

中間配当20円、期末配当20円で合計40円/株となっています。

 

同社株式の昨日終値は1,229円でしたので、

予想配当利回り=40/1,229≒3.25%

という事になりますね。

配当利回りは、比較的高い方だと言えるのではないでしょうか。

 

東洋テック株式会社(9686)の株主優待

同社は、株主優待制度を導入しています

 

優待の内容は、プレミアム優待倶楽部でポイントが付与されるものです。

対象となるのは、3月末日時点で500株以上を保有する株主で、

以下の様に保有株式数によって付与されるポイントが異なっています。

(1ポイント≒1円相当)

 

500~599株 5,000ポイント

600~699株 7,000ポイント

700~799株 9,000ポイント

800~899株 11,000ポイント

900~999株 13,000ポイント

1,000~1,499株 15,000ポイント

1,500~1,999株 25,000ポイント

2,000~2,499株 35,000ポイント

2,500株以上    50,000ポイント

 

仮に、500株を保有した場合、

予想配当+優待利回り=40+10/1,229≒4.07%

という計算になりそうです。

 

利回りとしては、まずまずと言えるでしょうか。

 

 

ブログをご覧頂き、ありがとうございました。
またのお越しをお待ちしております。

shousanshouuo