ブログをご覧頂き、ありがとうございます。
京阪神ビルディング株式会社(8818)という企業をご存じでしょうか?
名前から分かる様に、関西を地盤とした不動産賃貸事業を柱としている企業で、
複数のデータセンタービルや関西の場外馬券売場の大家
でもあります。
shousanshouuoは、
京阪神ビルディング株式会社(8818)の末席株主です。
今回は
「京阪神ビルディング(8818) 米国集合住宅への出資を発表【マイアミのコンドミニアムへ1,000万ドル投資!!】」
についての記事です。
まとめ
京阪神ビルディング株式会社(8818)は、
東京証券取引所プライム市場へ上場している、大阪の企業です。
同社の保有する賃貸物件の特徴として
場外馬券売り場やデータセンタービルをポートフォリオ
に含んでいることが挙げられます。
昨日、同社からは
米国現地法人の設立および
米国マイアミにおける集合住宅への出資のお知らせ
というリリースがありました。
竣工は2026年の予定となっていますが、
マイアミのコンドミニアムに$1,000万を出資するみたいです。
テキスト総戸数は420戸だそうです。
イメージ図を見るとツインタワーみたいですね。
持ち分がどの程度になるかは分かりません。
今後も、引き続き末席株主として同社を応援していきたいと思っています。
京阪神ビルディング株式会社(8818)とは
東京証券取引所プライム市場へ上場している、大阪の企業です。
同社の保有する賃貸物件の特徴として、
場外馬券売り場やデータセンタービルをポートフォリオに含んでいる
点があり、同社独自の強みを有していると思います。
場外馬券場の運営に新規参入は難しそうです。
同社の歴史
同社の歴史を見ていると、徐々に関東での保有物件を増やしていることが分かります。
同社の歴史は、当ブログの以下の記事で紹介しています。
宜しければそちらもご参照下さい。
京阪神ビルディング株式会社(8818)
米国現地法人の設立および
米国マイアミにおける集合住宅への出資のお知らせ
昨日、同社からは上記のリリースがありました。
出資する資産の概要ですが、
米国マイアミに2026年竣工予定の、
地上15階建集合住宅との事です。
いわゆるコンドミニアムというやつですね。
土地面積は、9,712㎡ (2,937坪)であり、
延床面積は、44,523㎡ (13,468坪)です。
総戸数は420戸の予定ということですから、
ビッグプロジェクトではないでしょうか。
持分比率は分かりませんが、1,000万ドルを出資する様です。
同社は、近年では
関西圏以外でのアセット強化の動きが目立っています。
京阪神ビルディング株式会社(8818)の
2025年3月期1Q決算
2024/7/30に同社の2025年3月期第一四半期決算
がリリースされていました。
数値を確認しておきましょう。
売上高 47.69億円 (前年同期比 -3.9%)
営業利益 14.25億円 (前年同期比 +10.2%)
経常利益 15.25億円 (前年同期比 +13.6%)
親会社株主に帰属する四半期純利益 10.60億円 (前年同期比 +0.2%)
となっていました。
空室率は低い状態を維持出来た様ですが、
オフィスビルやデータセンターの電気代収入減少や、
ウインズビルの一部賃貸料改定の影響が主因となり、
減収となっていました。
修繕費や電気代支払費用等の減少により、
減収増益となりました。
営業利益率は29.88%と高い水準です。
そして1Q末時点での自己資本比率は45.6%で、
前期末よりも0.7%アップしています。
【関連記事】
同社の過去の業績については、当ブログの以下の記事で紹介しています。
宜しければそちらもご参照下さい。
京阪神ビルディング株式会社(8818)のセグメント別業績
同社グループは、土地建物賃貸事業の単一セグメントである、
として記載は省略されていました。
京阪神ビルディング株式会社(8818)の
2025年3月期の業績予想・進捗率
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同社の2025年3月期の通期業績予想と、
1Q末時点での進捗率は以下の様になっています。
売上高 197.00億円 (前期比 +2.0%、進捗率 24.21%)
営業利益 56.00億円 (前期比 +10.2%、進捗率 25.45%)
経常利益 55.00億円 (前期比 +13.6%、進捗率 27.73%)
親会社株主に帰属する当期純利益 38.00億円 (前期比 +0.2%、進捗率 27.89%)
概ね順調な進捗率と言えそうですね。
急激に経済動向の変化等がなければ、
通常は貸しビル業の業績は安定しているのではないかと思います。
【関連記事】
同社の過去の業績については、当ブログの以下の記事で紹介しています。
宜しければそちらもご参照下さい。
京阪神ビルディング株式会社(8818)の配当利回り
同社の配当予想では、
中間配当18.50円、期末配当18.50円で合計37円/株となっています。
同社株式の昨日終値は1,630円でしたので、
予想配当利回り=37/1,630≒2.27%
という事になりますね。
利回りとしては平均ぐらいではないでしょうか。
ただし、昨年は10月に配当の上方修正を発表していましたので、
今期も上方修正のリリースを期待できるかもしれません。
京阪神ビルディング株式会社(8818)の株主優待
同社は、かつて
株主優待制度を導入していたのですが廃止しています。
恐らく再開は難しいかと思いますが、
再開の案内があれば当ブログでも取り上げたいと思います。
ブログをご覧頂き、ありがとうございました。
またのお越しをお待ちしております。
shousanshouuo