ブログをご覧頂き、ありがとうございます。
いちごホテルリート投資法人(3463)という投資法人があります。
同法人の運用物件は、日本国内のビジネスホテルを中心とした宿泊施設で構成されています。
shousanshouuoは、いちごホテルリート投資法人(3463)の末席投資主です。
今回は「いちごホテルリート投資法人(3463) 2023年12月度運営状況を発表【客室稼働率 前年比 -2.1%も、RevPAR 前年比 +12.3%で売上増!!】」についての記事です。
まとめ
いちごホテルリート投資法人(3463)は、名前の通りホテルを組み入れているREITです。
資産総額は取得価格ベースで698.63億円となっており、日本国内のホテル30物件を保有しています。
旅行需要の回復に伴って、ホテルの運営状況は大きく回復が続いています。
昨日、2023年12月度のホテル運営状況のリリースがあり、
客室稼働率 前年比 -2.1%も、RevPAR 前年比 +12.3%
売上高 前年比 +44.9%
という好調な結果でした。
今後も業績の回復を期待しつつ、投資主優待等を活用しながら同社を応援していきたいと思っています。
いちごホテルリート投資法人(3463)とは
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同投資法人は、名前の通りホテルを組み入れているREITです。
資産総額は698.63億円となっており、日本国内のホテル30物件を保有しています。
地域別の投資比率としては、2023/8/25時点で
- 近畿 27.1%
- 関東甲信越 13.1%
- 北陸・東海 16.5%
- 東京 12.8%
- 中国・四国 12.8%
- 北海道・東北 12.6%
- 九州・沖縄 5.2%
と、近畿地方の物件が27.1%を、関東地方の物件が25.9%を占めています。
比較的、地域に偏りが少なく分散されているポートフォリオと言えるのではではないでしょうか。
ホテル運営状況のお知らせ(2023年12月度)
昨日、同REITから2023年12月度のホテル運営状況の開示がありました。
内容としては、以下の通りです。
国内ホテル合計
稼働率 82.8% (前年同月比 -2.1%)
ADR 8,875円 (前年同月比 +15.1%)
RevPAR 7,348円 (前年同月比 +12.3%)
売上高 10.81億円 (前年同月比 +44.9%)
稼働状況は若干ダウンしていますが、1室あたりの単価が上昇しているために売上高はアップしていることが分かりますね。
とはいえ、ポートフォリオのうち12ホテルで90%超の稼働率を記録しています。
また、新規取得した5ホテル(コンフォートホテル大阪心斎橋、HOTEL THE KNOT YOKOHAMA、クインテッサホテル伊勢志摩、クインテッサホテル大垣、THE KNOT SAPPORO)も売上に貢献してくれています。
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変動賃料導入の21ホテル合計
稼働率 86.2% (前年同月比 -3.1%)
ADR 9,223円 (前年同月比 +18.6%)
RevPAR 7,955円 (前年同月比 +14.6%)
売上高 8.72億円 (前年同月比 +62.0%)
こちらのホテル群では、稼働率が全体を上回っています。
いちごグループのワンファイブホテルズでは、客室稼働率アップに向けたマネジメントを積極的に取り入れている様で、それが功を奏しているのかもしれません。
固定賃料の7ホテル合計
稼働率 73.3% (前年同月比 -2.4%)
ADR 7,750円 (前年同月比 +2.5%)
RevPAR 5,680円 (前年同月比 -0.7%)
売上高 2.08億円 (前年同月比 +0.5%)
こちらは、開示されているホテルのほとんどがコンフォートホテルとなっています。
そのため、グリーンズ(6547)の運営しているホテルの稼働状況を推定するのに役立つデータとして、shousanshouuoはチェックしています。
大型物件であるコンフォートホテル中部国際空港も、ようやく稼働率が75%手前まで改善しています。
それ以外のコンフォートホテルの稼働率は、まずまずといったところでしょうか。
これを見ると、グリーンズの業績も安定して推移してくれそうです。
【関連記事】
同リートの、2023年10月度の月次実績は当ブログの以下の記事に記載しています。宜しければそちらもご参照下さい。
いちごホテルリート投資法人(3463)の2023年7月期決算
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REITの場合は、年間2回の決算があるというのが株式と異なるところですね。
2023年7月期の決算が2023/9/14にリリースされていましたので、その数値を確認しておきましょう。
営業収益 17.96億円 (前期比 +16.9%)
営業利益 9.33億円 (前期比 +19.5%)
経常利益 7.22億円 (前期比 +26.3%)
当期純利益 7.21億円 (前期比 +26.4%)
となっていました。
営業利益率は51.97%です。
そして自己資本比率は54.7%で、前期より0.9%アップしています。
いちごホテルリート投資法人(3463)の業績予想・進捗率
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2024年1月期の業績予想は、以下の通りとなっています。
今のところ、業績予想の修正はリリースされていませんね。
営業収益 20.94億円 (前年同期比 +36.2%)
営業利益 10.86億円 (前年同期比 +39.1%)
経常利益 7.36億円 (前年同期比 +28.7%)
当期純利益 7.35億円 (前年同期比 +28.8%)
取得した5ホテルが通期で寄与してくれるということもあってか、
好調な業績が今後も続く予想となっています。
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同社の2024年1月期決算がリリースされましたが、
その結果は予想を大きく上回るものでした。当ブログの以下の記事で紹介していますので、宜しければそちらもご参照下さい。
いちごホテルリート投資法人(3463)の分配金利回り
2024年1月期の分配金は2,246円の予想となっています。
また、2024年7月期の分配金は2,729円の予想ですので、
現時点で計算可能な年間分配金は4,975円/口です。
予想分配金利回り=4,975/120,300≒4.14%
という事になりますね。
利回りの高さはREITの魅力です。
【関連記事】
2024年1月期の分配金は、業績に合わせて増額修正となりました。当ブログの以下の記事で紹介していますので、宜しければそちらもご参照下さい。
いちごホテルリート投資法人(3463)の投資主優待
同投資法人は、投資主優待制度を導入しています。
1月末、7月末時点での全投資主に対して、
- いちごJリーグ株主・投資主優待
- 宿泊代金割引
の、2つが用意されています。
いちごJリーグ株主・投資主優待
株式会社いちご(2337)のグループで運営しているJリーグ株主・投資主優待と同一の内容になります。
shousanshouuoは、これまでJリーグの観戦をしたことがないので行ってみたいなとも思いますが、熱心なサッカーファンではないことや、近くで試合開催されていない・・・といった理由で応募した事はありません。
また、利用する機会があれば当ブログでも取り上げたいと思います。
【関連記事】
実際に届いた優待案内を、当ブログの以下の記事に掲載しています。
宜しければそちらもご参照下さい。
宿泊代金割引
宿泊代金割引に関しては、
- 「ホテルウィングインターナショナル」が法人料金(公式サイトの12%割引)
- 「チョイスホテルズ」が法人料金(公式サイトの10%割引、連泊の場合13%割引)
- 「スマイルホテル」「ホテルエミシア」が公式サイトの10%割引
で利用できるものとなっています。
3社の運営するホテルを合わせると、全国で200か所弱で利用が出来ますので
積極的に投資主優待の利用を検討したいと思います。
shousanshouuoは、コンフォートホテルを割引料金で利用した経験があります。
ネットからの予約も可能ですし、自身の宿泊回数実績にもきちんと反映されていました。
個人的経験から言いますと、コンフォートホテルでは子供連れへの対応も、比較的フレンドリーなのでありがたいなと思っています。
また、会員登録を行えば、さらにメルマガの200円引きも併用となったので随分と安くしてもらえたのではないかと思っています。
最近は、地方都市であっても宿泊費が上昇しているのを実感しますので、予め分かっている予定は早めに宿泊施設を押さえてしまう様にしています。
前回は、コンフォートホテル鈴鹿を子連れで利用させていただいたのですが、ずっと早い時期に押さえておいたので安く宿泊することが出来ました。
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お部屋も綺麗でしたし、朝食もゆっくりと頂くことが出来ましたので快適な滞在となりました。
なによりも嬉しかったのは、フロントの方が子どもの分のタオルをサッと用意して手渡してくれたことです。
従業員教育がしっかりしているんでしょうね。
【関連記事】
実際に届いた投資主法人優待の内容については、当ブログの以下の記事で紹介しています。宜しければそちらもご参照下さい。
なお、グリーンズ(6547)の業績については、当ブログの以下の記事に記載していますので宜しければそちらもご参照下さい。
ブログをご覧頂き、ありがとうございました。
またのお越しをお待ちしております。
shousanshouuo