ブログをご覧頂き、ありがとうございます。
shousanshouuoは、中小型バリュー株偏重投資の
兼業投資家です。
いちごホテルリート投資法人(3463)という投資法人があります。
同法人の運用物件は、日本国内のビジネスホテルを中心とした宿泊施設で構成されています。
shousanshouuoは、いちごホテルリート投資法人(3463)
の末席株主です。
今回は
「いちごホテルリート投資法人(3463) 2025年1月期決算を上方修正【営業収益 -0.9%、営業利益 +12.0%、純利益 +14.0%に上方修正!!】」
についての記事です。
まとめ
いちごホテルリート投資法人(3463)は、名前の通りホテルを組み入れているREITです。
資産総額は取得価格ベースで698.63億円となっており、
日本国内のホテル30物件を保有しています。
旅行需要の回復に伴い、
ホテルの運営状況も大きく回復している様です。
昨日、2025年1月期の運用状況、分配予想上方修正のリリースがあり、
前回予想比で
営業収益 -0.9%、営業利益 +12.0%
経常利益 +14.0%、当期純利益 +14.0%
分配金予想額 +14.1%
という内容でした。
今後も投資主優待を活用しながら同法人を応援していきたいと思っています。
いちごホテルリート投資法人(3463)とは
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同投資法人は、名前の通りホテルを組み入れているREITです。
資産総額は698.63億円となっており、日本国内のホテル30物件を保有しています。
客室総数は 4,741室となっています。
地域別の投資比率としては、2023/8/25時点で
- 近畿 27.1%
- 関東甲信越 13.1%
- 北陸・東海 16.5%
- 東京 12.8%
- 中国・四国 12.8%
- 北海道・東北 12.6%
- 九州・沖縄 5.2%
と、近畿地方の物件が27.1%を、関東地方の物件が25.9%を占めています。
比較的、地域に偏りが少なく分散されているポートフォリオと言えるのではないでしょうか。
いちごホテルリート投資法人(3463)
2025年1月期の運用状況および分配予想の上方修正のお知らせ
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昨日、同法人からは上記名称のリリースがありました。
タイトルにもある通り、上方修正が確定している
ので、ドキドキは少ないですね。
いちごホテルリート投資法人(3463)
2025年1月期の運用状況上方修正
2024年7月期の運用状況予想は、以下の通り修正となっています。
前回予想 今回修正予想
営業収益 46.07億円 ⇒ 45.64億円 (前回予想比 -0.9%)
営業利益 29.27億円 ⇒ 32.77億円 (前回予想比 +12.0%)
経常利益 25.87億円 ⇒ 29.51億円 (前回予想比 +14.0%)
当期純利益 25.86億円 ⇒ 29.50億円 (前回予想比 +14.1%)
減収する一方で増益予想となっています。
宿泊需要は引き続き堅調に推移する見込みであるものの、
エリアによっては国内の宿泊需要が伸び悩むことを想定して
売上高は減少する予想になった様です。
一方で、札幌の物件譲渡が確定しているため利益額は大きくなっています。
なお、譲渡益に係る成果報酬の減額で
増益になる見込みなんですね。
いちごホテルリート投資法人(3463)
2025年1月期の分配金予想上方修正
同様に、分配金の上方修正も発表されています。
2025年1月期の分配金ですが、
7,899円 ⇒ 9,009円
へと上方修正されていました。
なお、2024年7月期の分配金は3,040円ですので、
現時点で計算可能な年間分配金は12,049円/口です。
予想分配金利回り=12,049/121,700≒9.90%
という事になりますね。
2025年1月期の分配金が多いのは物件売却の影響ですが、
利回りの高さはREITの魅力です。
いちごホテルリート投資法人(3463)の
2024年7月期決算
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REITの場合は、年間2回の決算があるというのが株式と異なるところですね。
昨日、2024年7月期の決算がされましたので、数値を確認しておきましょう。
営業収益 24.40億円 (前期比 +6.9%)
営業利益 13.13億円 (前期比 +5.1%)
経常利益 9.96億円 (前期比 +2.2%)
当期純利益 9.95億円 (前期比 +2.2%)
となっていました。
営業利益率は53.84%です。
そして自己資本比率は54.3%で、前期末より0.1%ダウンしています。
保有ホテルの運営実績(2024年7月度)
2024/8/26に、同REITからは2024年7月度のホテル運営状況の開示がありました。
内容は以下の通りです。
国内ホテル合計(28ホテル)
稼働率 86.0% (前年同期比 +5.2%)
ADR 9,586円 (前年同期比 +1.3%)
RevPAR 8,243円 (前年同期比 +7.9%)
売上高 11.85億円 (前年同期比 +7.3%)
稼働率も客室単価もアップしたために
売上高がアップしていることが分かりますね。
変動賃料導入の21ホテル合計
稼働率 88.5% (前年同期比 +6.0%)
ADR 9,807円 (前年同期比 -1.7%)
RevPAR 8,681円 (前年同期比 +5.5%)
売上高 9.25億円 (前年同期比 +4.6%)
こちらのホテル群は、稼働率が全体を上回っています。
いちごグループのワンファイブホテルズでは、
客室稼働率アップに向けたマネジメントを積極的に取り入れ
ているので、それが功を奏しているのかもしれません。
固定賃料導入の7ホテル合計
稼働率 79.1% (前年同期比 +3.0%)
ADR 8,904円 (前年同期比 +12.5%)
RevPAR 7,039円 (前年同期比 +16.9%)
売上高 2.59億円 (前年同期比 +18.1%)
こちらのホテル群は、稼働率が全体を下回っているものの、
客室単価の上昇幅は大きくなっています。
【関連記事】
同リートの、2023年12月度の月次実績は当ブログの以下の記事に記載しています。宜しければそちらもご参照下さい。
いちごホテルリート投資法人(3463)の投資主優待
同投資法人は、投資主優待制度を導入しています。
1月末、7月末時点での全投資主に対して、
- いちごJリーグ株主・投資主優待
- 宿泊代金割引
の、2つが用意されています。
今回、宿泊代金割引制度の拡充がありました!!
いちごJリーグ株主・投資主優待
株式会社いちご(2337)のグループで運営しているJリーグ株主・投資主優待と同一の内容になります。
shousanshouuoは、これまでJリーグの観戦をしたことがないので
行ってみたいなとも思いますが、熱心なサッカーファンではないことや、
近くで試合開催されていない・・・といった理由で応募した事はありません。
また、利用する機会があれば当ブログでも取り上げたいと思います。
【関連記事】
実際に届いた優待案内を、当ブログの以下の記事に掲載しています。
宜しければそちらもご参照下さい。
宿泊代金割引
宿泊代金割引に関しては、
- 「ホテルウィングインターナショナル」が法人料金(公式サイトの12%割引)
- 「チョイスホテルズ」が法人料金(公式サイトの10%割引、連泊の場合13%割引)
- 「スマイルホテル」「ホテルエミシア」が公式サイトの10%割引
- 「クインテッサホテル 伊勢志摩/大垣」が公式サイトの10%割引
で利用できるものとなっています。
クインテッサホテルの優待はこれまでなかったので、
優待が拡充されたと言えます。
テキスト3社合計では、全国200か所弱で優待が利用できますので
積極的に投資主優待を活用したいと思います。
shousanshouuoは、コンフォートホテルを割引料金で利用した経験があります。
ネットからの予約も可能ですし、
自身の宿泊回数実績にもきちんと反映されていました。
個人的経験から言いますと、コンフォートホテルでは
子供連れへの対応も、比較的フレンドリーなのでありがたいなと思っています。
また、会員登録を行えば、さらにメルマガの200円引きも併用となったので随分と安くしてもらえたのではないかと思っています。
最近は、地方都市であっても宿泊費が上昇しているのを実感しますので、
予め分かっている予定は早めに宿泊施設を押さえてしまう様にしています。
前回は、コンフォートホテル岐阜を子連れで利用させていただいた
のですが、ずっと早い時期に押さえておいたので安く宿泊することが出来ました。
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お部屋も綺麗でしたし、朝食もしっかりと頂くことが出来ましたので
快適な滞在でした。
コンフォートホテルでは、何も言わなくても
フロントの方が子どもの分のタオルをサッと用意して手渡してくれるのでいつも助かっています。
従業員教育がしっかりしているんでしょうね。
【関連記事】
実際に届いた投資主法人優待の内容については、当ブログの以下の記事で紹介しています。宜しければそちらもご参照下さい。
なお、グリーンズ(6547)の業績については、
当ブログの以下の記事に記載していますので宜しければそちらもご参照下さい。
ブログをご覧頂き、ありがとうございました。
またのお越しをお待ちしております。
shousanshouuo