ショウサンショウウオの投資部屋

ブログ初心者ですが、少しずつ記事を積み重ねて皆様のお役に立てる情報を提供できればと思っています。

三菱自動車(7211) 固定資産譲渡および特別利益計上を発表【234億円の譲渡益を発表】

◆目次◆

ブログをご覧頂き、ありがとうございます。
業績が回復基調にある三菱自動車工業株式会社(7211)より、昨日は固定資産の譲渡および特別利益計上の発表がありました。
shousanshouuoは、三菱自動車工業株式会社(7211)の末席株主です。

今回は三菱自動車(7211) 固定資産譲渡および特別利益計上を発表【234億円の譲渡益を発表】」についての記事です。

まとめ


www.youtube.com

三菱自動車工業株式会社(7211)は、
東京証券取引所プライム市場に上場している、東京の企業です。

2021年度は93.7万台の自動車を販売していました。
販売台数のおよそ1/3が日本以外のアジア諸国での売り上げとなっており、アジアで人気が高い自動車メーカーと言えます。

昨日、同社からは高槻市の工場土地・建物譲渡の発表がありました。
それを受けて特別利益として234億円が計上される見込みとのことです。

配当予想は未定のままですが、業績予想を上回る結果での着地や復配の発表を期待しながら、今後も末席株主として同社を応援していきたいと思っています。

三菱自動車工業株式会社(7211)とは


www.youtube.com

東京証券取引所プライム市場に上場している、東京の企業です。

設立は1970年であり、2021年度は93.7万台の自動車を販売していました。

販売台数のおよそ1/3が日本以外のアジア諸国での売り上げで、日本では下位メーカーですが、アジアで人気が高い自動車メーカーと言え、

フィリピン、ベトナムニュージーランドではマーケットシェア10%以上を獲得しています。

売上台数約2/3がSUVとピックアップということと、電動車比率が低くない数値であり、この2カテゴリーでは高い技術力を有している企業と考えられます。

同社の歴史

同社の歴史については、当ブログの以下の記事に記載しています。
宜しければそちらもご参照下さい。

 

shousanshouuo.hatenablog.com

 

三菱自動車工業株式会社(7211) 固定資産の譲渡及び特別利益の計上に関するお知らせ

昨日、同社からは上記名称のリリースがありました。
内容ですが、大阪府高槻市にある「高槻オートスクエア」という名称の工場・駐車場を譲渡するというものです。

譲渡価格は開示がありませんでしたが、譲渡益は約234億円と巨額なものになっています。

現在、土地も高くなってきていますので比較的良い時期に売りに出せたのではないかと思います。

三菱自動車工業株式会社(7211)の2023年3月期中間決算

2022/11/2に同社の2023年3月期第二四半期決算がリリースされていました。
数値を確認しておきましょう。

売上高               11,581.92億円 (前年同期比 +30.1%)
営業利益                846.28億円 (前年同期比 +236.0%)
経常利益             1,013.20億円 (前年同期比 +274.2%)
親会社株主に帰属する当期純利益  827.36億円 (前年同期比 +281.8%)

となっていました。

営業利益率は7.31%です。
そして2Q末時点での自己資本比率は36.3%で、前年同期よりも4.8%アップしています。

【関連記事】

同社の2023年3月期1Q決算については、
当ブログの以下の記事に記載しています。宜しければそちらもご参照下さい。

 

shousanshouuo.hatenablog.com

 

三菱自動車工業株式会社(7211)のセグメント別業績

同社の決算短信では、

  • 自動車
  • 金融

の2セグメントでの記載がありました。
それぞれの数値を確認しておきましょう。

自動車事業

売上高     11,479.28億円 (前年同期比 +30.82%)
セグメント利益 821.03億円 (前年同期比 +247.60%)
セグメント利益率   7.15% (前年同期より4.46%改善)

販売台数は、前年同期よりも1.6万台減少していました。
ですが、新型アウトランダー等の高価格帯の商品が堅調に推移した事で売上高・利益ともに伸長しています。

金融事業

売上高     160.42億円 (前年同期比 -22.15%)
セグメント利益   23.57億円 (前年同期比 -1.71%)
セグメント利益率   14.69% (前年同期より3.05%改善)

 

なお、地域別の売上高は以下の様になっています。

日本      2,596.71億円 (前年同期比 +47.19%)
北米      2,333.21億円 (前年同期比 +35.86%)
欧州      689.91億円 (前年同期比 -37.95%)
アジア     2,898.78億円 (前年同期比 +43.04%)
オセアニア 1,489.96億円 (前年同期比 +39.54%)
その他   1,574.33億円 (前年同期比 +29.27%)

北米では、総販売台数は7,000台減少したのですが、売上高が伸長しています。
これは、新型アウトランダーの売上が引き続き好調な結果といえそうです。
新型アウトランダーは、現在も需要に対応しきれない状況が続いているとの事で、米国現地ディーラーの在庫が過去最低水準で推移しているとの事です。

三菱自動車工業株式会社(7211)の業績予想・進捗率

同社の通期業績予想と、2Q末時点での進捗率は以下の様になっています。

売上高               25,300.00億円 (前期比 +24.1%、進捗率 45.78%)
営業利益              1,700.00億円 (前期比 +94.7%、進捗率 49.78%)
経常利益              1,800.00億円 (前期比 +78.3%、進捗率 56.29%)
親会社株主に帰属する当期純利益 1,400.00億円 (前期比 +89.1%、進捗率 59.10%)

2022/11/2に業績予想を上方修正したこともあり、かなり順調に見えますね。
電気自動車の売れ行きや、半導体の供給状況等に大きく左右されそうですが

うまくいけば業績予想を上回る結果での着地を期待しても良いかもしれません。

三菱自動車工業株式会社(7211)の配当利回り

同社の配当予想は、現在未定のままとなっています。
しばらく配当がない状態が続いていますが、今期の業績は好調であることが期待できそうですので、そろそろ復配の発表があることを期待したいですね。

三菱自動車工業株式会社(7211)の株主優待

残念ながら、同社は株主優待制度を導入していません
新設の動きがあれば、また当ブログでも取り上げたいと思います。

 

ブログをご覧頂き、ありがとうございました。
またのお越しをお待ちしております。
shousanshouuo