ショウサンショウウオの投資部屋

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ハークスレイ(7561) 2023年3月期中間決算説明資料を開示【店舗不動産事業が絶好調】

◆目次◆

ブログをご覧頂き、ありがとうございます。
皆さんは、ほっかほっか亭を利用される事はあるでしょうか?
食事のデリバリー等が身近になった事もあって、
街角のお弁当屋さんの利用頻度は減っているかもしれませんね。

ほっかほっか亭を運営しているのは、
株式会社ハークスレイ(7561)なのですが、
同社の事業はそれだけではないんです。
shousanshouuoは、株式会社ハークスレイ(7561)の末席株主です。

今回はハークスレイ(7561) 2023年3月期中間決算説明資料を開示【店舗不動産事業が好調】」についての記事です。

 

まとめ


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株式会社ハークスレイ(7561)は、

東京証券取引所プライム市場に上場している大阪の企業です。

ほっかほっか亭」の全国FC統括を行っているのですが、
それに加えて近年急激に存在感を増しているのが飲食店舗の物件仲介等の店舗リース&ソリューション事業と店舗不動産事業です。

昨日、同社からは2023年3月期中間決算説明資料がリリースされました。

その中でも、建物のリノベーションを行い、満室稼働となった物件の売却が大きく利益に貢献している事が記載されていました。

同社の祖業である持ち帰り弁当事業は、まだまだ厳しそうなのですが、他事業の進展に期待しながら、今後も末席株主として同社を応援していきたいと思っています。

株式会社ハークスレイ(7561)とは


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同社は、東京証券取引所プライム市場に上場している大阪の企業です。

ほっかほっか亭」の全国FC統括を行っているのですが、
それに加えて近年急激に存在感を増しているのが飲食店舗の物件仲介等の店舗リース&ソリューション事業と店舗不動産事業です。

同社の歴史

同社の歴史については、当ブログの以下の記事に記載しています。
宜しければそちらもご参照下さい。

 

shousanshouuo.hatenablog.com

 

株式会社ハークスレイ(7561)の2023年3月期中間決算

2022/11/14に同社の2023年3月期第二四半期決算がリリースされています。数値を確認しておきましょう。

売上高             159.99億円 (前年同期比 +14.8%)
営業利益             7.23億円 (前年同期比 +124.8%)
経常利益             8.66億円 (前年同期比 +58.7%)
親会社株主に帰属する四半期純利益 6.09億円 (前年同期比 +75.3%)

となっていました。
増収増益という結果ですね。

営業利益率は4.52%です。
そして2Q末時点での自己資本比率は44.8%で、前年同期より0.1%ダウンしています。

【関連記事】

同社の前期決算については、当ブログの以下の記事に記載しています。
宜しければそちらもご参照下さい。

 

shousanshouuo.hatenablog.com

 

株式会社ハークスレイ(7561)のセグメント別業績

同社の報告セグメントとは、持ち帰り弁当事業、店舗リース&ソリューション事業、店舗不動産事業、物流食品加工事業、仕出料理事業、その他事業となっています。
それぞれの数値を確認しておきましょう。

持ち帰り弁当事業

売上高                79.21億円 (前年同期比 +1.3%)
セグメント利益    0.93億円 (前年同期比 -82.7%)
セグメント利益率     1.17% (前年同期より5.71%悪化)

テイクアウトやデリバリーとの競合、さらにはスーパーの中食との競合もあってか、なんとか売上は確保できているもののコスト増もあってかなり厳しい結果となっていますね。
将来的には先細りも覚悟しなくてはならない、厳しい事業となりそうです。

店舗リース&ソリューション事業

売上高                38.93億円 (前年同期比 +5.8%)
セグメント利益    3.63億円 (前年同期比 -19.2%)
セグメント利益率     9.32% (前年同期より2.88%悪化)

コロナウィルス感染症の影響で、居酒屋業態が退店し、そこにイタリアンや焼肉店が開業するという様な流れが目立った様です。
また、飲食店従業員の人材不足に対する紹介事業等もニーズに合わせて提供する事が出来た様です。

景気動向の影響は受けつつも、一定の需要が見込める同事業は同社の将来的な屋台骨となるのではないかとshousanshouuoは期待しています。

店舗不動産事業

売上高                23.93億円 (前年同期比 +393.4%)
セグメント利益    5.57億円 (前年同期比 +254.8%)
セグメント利益率  23.28% (前年同期より9.09%悪化)

当第二四半期では、不動産2物件を取得した一方で2物件を売却しています。
売却物件は、満室稼働で売却している様ですから、かなりの売却収入を得られていますね。
ファンド契約の資産額もついに100億円を突破しています。

物流食品加工事業

売上高               24.11億円 (前年同期比 -3.5%)
セグメント利益   0.22億円 (前年同期比 -58.5%)
セグメント利益率   0.91% (前年同期より1.20%悪化)

工場の稼働率は上昇しつつも、売上・利益は減少となっています。
OEM製品の引き合い等が上昇する事を期待したいところですね。

仕出料理事業

売上高                   1.87億円 (前年同期比 -40.4%)
セグメント利益   -1.00億円 (前年同期は -0.66億円)
セグメント利益率 -53.48% (前年同期より42.65%悪化)

東京オリンピック以降も、大型スポーツやイベントでのケータリングに貢献している様です。
今後は、東急渋谷フードショーの「幾重」は、多百貨店や高級スーパーへの催事出店等で認知度と需要拡大を図っている様です。
地道ながらも成果が出てくれることを期待したいですね。

その他事業

売上高                  3.23億円 (前年同期比 +92.3%)
セグメント利益    0.70億円 (前年同期は -0.20億円)
セグメント利益率  21.67% (前年同期より33.57%改善)

パーティー・イベントでの用品レンタル事業は、夏祭り当のイベントがなかった影響でやや低調となった様です。

ただし、催事やパーティ需要等での引き合いも出てきている様ですので、今後の業績拡大を期待したいと思います。

株式会社ハークスレイ(7561)の業績予想・進捗率

同社の通期業績予想と、2Q末時点での進捗率は以下の様になっています。

売上高              370.00億円 (前期比 +16.6%、進捗率 43.24%)
営業利益            19.00億円 (前期比 +72.3%、進捗率 38.05%)
経常利益            21.00億円 (前期比 +52.3%、進捗率 41.24%)
親会社株主に帰属する当期純利益 16.00億円 (前期比 +63.6%、進捗率 38.06%)

進捗率ではやや低めの推移となっていますが、
不動産事業の売却があれば大きく上積みされる可能性があるため、
業績予想の修正等はないみたいです。

株式会社ハークスレイ(7561)の配当利回り

同社の配当予想では、中間配当9円、期末配当9円で合計18円/株となっています。
同社株式の終値は664円でしたので、

予想配当利回り=18/664≒2.71%

という事になりますね。
利回りとしては、それなりに高いと言えるのではないでしょうか。

株式会社ハークスレイ(7561)の株主優待

同社は、株主優待制度を導入しています。
内容ですが、3月末の株主を対象として

QUOカード楽天ポイント

を贈呈するというものになっています。
贈呈される金額は、以下の通りです。

300~599株    QUOカード 500円分
600~999株    QUOカード 500円分+楽天ポイント 300ポイント
1,000~1,999株 QUOカード 1,000円分+楽天ポイント 500ポイント
2,000株~     QUOカード 2,000円分+楽天ポイント 500ポイント

ですので、仮に300株を保有した場合は

予想配当+優待利回り=54+5/1,992≒2.96%

という計算になりますね。

 

ブログをご覧頂き、ありがとうございました。
またのお越しをお待ちしております。
shousanshouuo