ブログをご覧頂き、ありがとうございます。
皆さんは、ホテル系REITについても興味をお持ちでしょうか?
インヴィンシブル投資法人(8963)は、86のホテルを保有しているREITです。
shousanshouuoは、インヴィンシブル投資法人(8963)の末席株主です。
今回は「インヴィンシブル投資法人(8963) 運用状況および分配金予想修正【年間分配金821円の予想に】」についての記事です。
まとめ
インヴィンシブル投資法人(8963)は、ホテル、商業施設、住居を組み入れており、資産総額4,913億円のREITです。
同社はホテルの組み入れ比率が90%を超えており、全国各地に立地している事から旅行需要の回復に伴って業績が大きく回復している事を実感しています。
昨日、同法人からは未定となっていた2022年12月期の運用状況予想、ならびに分配金予想がリリースされました。
分配金は、物件売却がない状態としては久々にそれなりの金額となっており、コロナで落ち込んだ分が徐々に戻してきているなという感じです。
今後も業績の回復を期待しつつ、投資主優待等を活用しながら同社を応援していきたいと思っています。
インヴィンシブル投資法人(8963)とは
同投資法人は、ホテル、商業施設、住居を組み入れているREITです。
資産総額は4,913億円となっており、
- ホテル86物件(優先出資証券含む)
- 住居41物件
- 商業施設1物件
が内訳となっています。
用途別の投資比率としては、
- ホテル 91.7%
- 住居 7.8%
- 商業施設 0.5%
とホテルの組み入れ比率が高いものになっています。
地域別の投資比率としては、
- 東京23区 32.0%
- 首都圏(東京23区以外) 13.7%
- 北海道 13.5%
と、上位3地域で50%以上を占めています。
インヴィンシブル投資法人(8963) 2022年12月期の運用状況および分配金の予想の修正に関するお知らせ
昨日、同法人からは上記名称のリリースがありました。
内容ですが、これまで未定となっていた運用状況の予想、ならびに分配金予想を公表した、というものです。
2022年12月期運用状況の予想修正
昨日発表となった運用状況予想は、以下の様になっています。
営業収益 108.82億円 (前年同期比 +29.46%)
営業利益 51.22億円 (前年同期比 +123.47%)
経常利益 39.95億円 (前年同期比 +293.98%)
当期純利益 39.94億円 (前年同期比 +293.89%)
大幅な増収増益ですよね。
また、昨日のリリースで
10月の国内ホテルRevPARが、前年同月比+100.5%で着地できたという状況が明らかになりました。
とはいえ、2019年のコロナ前の状況と比較した場合は17.9%低いRevPARとなっています。
なお、ケイマンの2物件も稼働率、RevPARともに大きく改善しているみたいですし、
住居ポートフォリオの運用実績も安定して推移しています。
【関連記事】
同社の月次実績については、当ブログの以下の記事に記載しています。
宜しければそちらもご参照下さい。
2022年12月期分配金の予想修正
昨日発表された予想では、12月期の分配金が655円となっています。
昨年12月期の分配金は78円でしたので、大幅な改善ですね。
しかも、物件の売却に頼ることなく分配金を出すことが出来る様になったという点では運用状況が大幅に改善している、と言えるのではにでしょうか。
6月期の分配金は166円でしたので、
年間分配金は821円/口ということになります。
予想分配金利回り=821/46,150≒1.78%
という事になりますね。
REITですので、もう少し分配金を頂きたいところですが贅沢は言えませんね。
インヴィンシブル投資法人(8963)の2022年6月期決算
REITの場合は、年間2回の決算があるというのが株式と異なるところですね。
2022年6月期の決算が2022/8/25にリリースされていましたので、その数値を確認しておきましょう。
営業収益 76.80億円 (前期比 -8.6%)
営業利益 21.14億円 (前期比 -7.8%)
経常利益 10.15億円 (前期比 +0.1%)
当期純利益 10.15億円 (前期比 +0.1%)
となっていました。
営業利益率は27.53%です。
そして自己資本比率は50.2%で、前期よりも0.5%アップしています。
インヴィンシブル投資法人(8963)の投資主優待
同投資法人は、投資主優待制度を導入しています。
12月末、6月末時点での全投資主が、
- シェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテル
- マイステイズホテルグループの全てのホテル
において、優待価格での宿泊利用が可能となっています。
こちらは、ベスト・アベイラブル・レートから10%割引という事になるみたいです。
ただし、かんぽの宿については、1泊2食付きプランで1名1泊あたり1,000円(税込)の優待割引が適用になるとの事でした。
ビジネスホテルだけでなく、リゾートホテルも含めて幅広く利用が可能というのはありがたい事ですね。
是非、家族旅行等の機会を利用して投資主優待の利用を予定したいと思います。
ブログをご覧頂き、ありがとうございました。
またのお越しをお待ちしております。
shousanshouuo