ショウサンショウウオの投資部屋

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共和電業(6853) 自己株式取得と増配を発表【期末配当11円⇒13円へ】

目次

ブログをご覧頂き、ありがとうございます。
株式会社共和電業(6853)をご存じでしょうか?
皆さんの安全を保つための、ひずみを検出するセンサーを製造・販売している企業です。
shousanshouuoは、株式会社共和電業(6853)の末席株主です。

今回は「共和電業(6853) 自己株式取得と増配を発表【期末配当11円⇒13円へ】」についての記事です。

まとめ


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株式会社共和電業(6853)は、

東京証券取引所プライム市場に上場している東京の企業です。

ひずみゲージと、その応用計測機器で国内シェア4割を握っています。

昨日、同社からは年内に1億円の自己株式取得と、期末配当11円⇒13円への増配が発表されました。

合わせて発表された3Q決算の結果は減収減益でしたが、これは部品調達の遅れに伴う生産遅延が大きく影響していた様で、通期業績予想は据え置かれていました。

今後も、同社がオンリーワン企業として成長を続ける事を期待して、末席株主として同社を応援していきたいと思っています。

株式会社共和電業(6853)とは


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同社は、東京証券取引所プライム市場に上場している東京の企業です。

ひずみゲージと、その応用計測機器で国内シェア4割を握っています。

製造・販売の比率が現在は高いですが、今後はコンサルティング業務の割合が高まることでオンリーワン企業としての地位をさらに確立することもできるのではないかとshousanshouuoは期待しています。

同社の歴史

1949年 「株式会社共和無線研究所」として設立。無線通信機器とその測定器類の設計、製作を開始。
1950年 運輸省運輸技術研究所より、抵抗線式ひずみゲージの試作を依頼され、日本で初めてこの種の測定器を完成させる。
1961年 調布市に新工場建設を開始。社名を「株式会社共和電業」に変更。
1962年 調布工場完成。
1969年 東京証券取引所市場第二部へ上場。
1988年 国産初の車載型衝突試験計測装置を発表し、自動車メーカーの高い評価を受ける。
1989年 三菱重工業と共同で宇宙用圧力センサの開発を完了。宇宙開発事業団の認定部品として認定される。
2000年 東京証券取引所市場第一部指定銘柄へ昇格。
2002年 ブリヂストンから軽量機器事業を譲受し、製品のラインナップと新規販路の拡充をはかる。
2009年 共和電業調布本社工場完成。
2013年 公募増資および第三者割当増資により、資本金17.23億円となる。
2017年 「タマヤ計測システム株式会社」を子会社化。

株式会社共和電業(6853) 2022年12月期配当予想の修正(増配)に関するお知らせ

昨日、上記名称のリリースがありました。

期末配当を11円⇒13円へと増配するという内容ですね。

中間配当はゼロ円でしたので、年間配当も合計11円⇒13円/株へと増配する事になります。
同社株式の昨日終値は330円でしたので、

予想配当利回り=13/330≒3.94%

という事になりますね。
利回りとしては、それなりに高い方と言えるのではないでしょうか。

 

なお、合わせて年内に上限1億円 or 30万株となる自己株式取得についても発表されていました。

最大で発行済株式の1.09%に相当するものですね。
取得した株式の活用法にもよりますが、既存株主にとってはありがたい事です。

株式会社共和電業(6853)の2022年12月期3Q決算

昨日、同社の2022年12月期第三四半期決算が合わせてリリースされていましたので、業績も確認しておきましょう。

売上高               96.84億円 (前年同期比 -7.2%)
営業利益             3.87億円 (前年同期比 -16.4%)
経常利益             5.07億円 (前年同期比 -8.2%)
親会社株主に帰属する四半期純利益 3.56億円 (前年同期比 -7.8%)

となっていました。

営業利益率は4.00%です。
そして3Q末時点での自己資本比率は69.6%と前年同期より1.0%ダウンしています。

株式会社共和電業(6853)のセグメント別業績

同社の決算短信では

の2つのセグメントが記載されていました。
それぞれの数値を確認しておきましょう。

計測機器

売上高                89.06億円 (前年同期比 -7.69%)
セグメント利益 33.42億円 (前年同期比 +4.10%)
セグメント利益率 37.53% (前年同期より4.25%改善)

各種部品等の供給遅れが影響した事で、生産が停滞したために売上が減少しています。
今後の業績予想を考慮すると、受注残が積みあがっていることもあり生産の回復に伴って売上の伸びが期待できそうです。

コンサルティング

売上高                 7.78億円 (前年同期比 -1.54%)
セグメント利益   3.03億円 (前年同期比 -11.63%)
セグメント利益率 38.98% (前年同期より4.45%改善)

どうしても、測定機器の販売台数が減少してしまったという事で、減収減益になってしまっています。

株式会社共和電業(6853)の業績予想・進捗率

同社の通期業績予想と、3Q末時点での進捗率は以下の様になっています。

売上高            150.00億円 (前期比 +3.4%、進捗率 64.56%)
営業利益             10.00億円 (前期比 +15.8%、進捗率 38.70%)
経常利益             10.00億円 (前期比 +2.6%、進捗率 50.70%)
親会社株主に帰属する当期純利益 7.00億円 (前期比 +0.8%、進捗率 50.86%)

今期末の決算に同社は自信がある様ですね。

昨日の時点で業績予想の修正がなく、
かつ増配と自社株買いの発表があった
という事は、4Qでは予想通り、もしくはそれを上回る業績が期待できそうだということではないかとshousanshouuoは予測しています。

株式会社共和電業(6853)の株主優待

残念ながら、同社は株主優待制度を導入してはいません
また、新設等の動きがあれば当ブログで取り上げたいと思います。

 

ブログをご覧頂き、ありがとうございました。 またのお越しをお待ちしております。 shousanshouuo