目次
- まとめ
- 株式会社トラスト(3347)とは
- 株式会社トラスト(3347) 配当予想の修正に関するお知らせ
- 株式会社トラスト(3347) 第2四半期累計期間及び通期業績予想の修正に関するお知らせ
- 株式会社トラスト(3347)のセグメント別業績
- 株式会社トラスト(3347)の業績予想・進捗率
- 株式会社トラスト(3347)の株主優待
ブログをご覧頂き、ありがとうございます。
株式会社トラスト(3347)をご存じでしょうか?
では、Jネットレンタカーについてはいかがでしょうか?
空港の近くや街中で店舗をご覧になったことはないでしょうか?
shousanshouuoは、株式会社トラスト(3347)の末席株主です。
今回は「トラスト(3347) 通期業績予想上方修正と増配を発表【年間配当4円⇒6円へ増額】」についての記事です。
まとめ
株式会社トラスト(3347)は、
東京証券取引所スタンダード市場へ上場している、愛知の企業で、
- 中古車の海外輸出事業
- 国内レンタカー事業
- 海外自動車ディーラー事業
を主に営んでいます。
昨日、同社からは中間期・通期業績予想の大幅な上方修正と、中間配当の増配発表がありました。
円安や、コロナウィルス感染症終息後にメリットを十分享受できそうな企業ですので、
再度上方修正、増額修正がある可能性も期待しつつ、
今後も末席株主として同社を応援していきたいと思っています。
株式会社トラスト(3347)とは
東京証券取引所スタンダード市場へ上場している、愛知の企業です。
同社は、
- 中古車の海外輸出事業
- 国内レンタカー事業
- 海外自動車ディーラー事業
を主に営んでいます。
円安や、コロナウィルス感染症終息後にメリットを十分享受できそうな企業ですよね。
同社の親会社はVTホールディングス(7593)であり、shousanshouuoはVTホールディングスの株式も保有しています。
VTホールディングスについては、当ブログの以下の記事に記載していますので宜しければそちらもご参照下さい。
同社の歴史
1988年 「株式会社トラスト」を設立し、中古自動車の輸出を開始。
1989年 ニュージーランド、パプアニューギニア、ソロモン諸島、イングランド、アイルランドへの輸出を開始。
1990年 ジンバブエ、ナミビアへの輸出を開始。
1995年 タンザニア、ケニア、モーリシャスへの輸出を開始。
1996年 Webサイトによる中古自動車の輸出販売を開始。
名古屋港にストックヤードを新設。
1998年 バハマへ輸出開始。
1999年 名古屋港に1,200台まで収容できる様、ストックヤードを拡張。
2003年 株式会社ホンダベルの東海(現在のVTホールディングス)の子会社となる。
名古屋港に2,000台まで収容できるストックヤードを増設。
2004年 横浜港からの輸出を開始。東京証券取引所マザーズ市場へ上場。
2005年 ザンビアに直販店1号店をオープン。
2007年 愛知県弥富市にストックヤード用地を取得。
2009年 J-netレンタリース株式会社を子会社化。
2011年 WESTERN BREEZE TRADING 23 (PROPRIETARY) LIMITED、SOJITZ ABSOLUT AUTO (PROPRIETARY) LIMITEDを子会社化。
2015年 東京証券取引所市場第二部へ市場変更。
2022年 東京証券取引所スタンダード市場へ移行。
株式会社トラスト(3347) 配当予想の修正に関するお知らせ
同社の配当予想では、中間配当2円、期末配当2円で合計4円/株となっていたのですが、昨日上記名称のリリースがありました。
内容ですが、中間配当2円⇒4円へと増額というものです。
期末配当は2円で据え置かれたので、年間配当は合計6円/株ということですね。
同社株式の昨日終値は363円でしたので、
予想配当利回り=6/363≒1.65%
という事になりますね。
利回りとしては、まぁまぁといったところでしょうか。
ただ、同社は前期末の配当も記念配当で2円増額としていたので今期末配当も増額となる余地があるのではないかと期待しています。
株式会社トラスト(3347) 第2四半期累計期間及び通期業績予想の修正に関するお知らせ
同社からは、昨日上記名称のリリースもされていました。
今後発表される中間決算予想が、以下の通り上方修正となっています。
前回発表予想 今回修正予想
売上高 128.00億円 ⇒ 179.50億円 (増減率 +40.2%)
営業利益 8.00億円 ⇒ 15.00億円 (増減率 +87.5%)
経常利益 7.50億円 ⇒ 18.00億円 (増減率 +140.0%)
親会社株主に帰属する四半期純利益 3.10億円 ⇒ 10.30億円 (増減率 +232.3%)
となっていました。
大幅な増収増益ですね!!
営業利益率は8.36%です。
これだけの増収増益に至った背景ですが
- バングラデシュ、オーストラリアでのB to B中古車販売が堅調に推移
- 想定以上の円安による為替差益
- レンタカー事業も好調
といったことが要因となっている様です。
同社が運営している海外自動車ディーラー事業も好調だったみたいですね。
為替相場の影響を受けやすいものの、下半期の業績も十分に期待が出来そうです。
株式会社トラスト(3347)のセグメント別業績
昨日のリリースでは詳細までは明かされていません。
ですので、2023年3月期1Q決算での数値を確認しておきましょう。
中古車輸出事業
売上高 32.60億円 (前年同期比 +82.72%)
セグメント利益 1.04億円 (前年同期比 +286.59%)
セグメント利益率 3.21% (前年同期より1.69%改善)
中古車価格は上昇しているものの、それ以上に為替相場の変化によって日本の中古車に対する海外マーケットからの魅力が高まっているということの様で、増収増益となっています。
レンタカー事業
売上高 36.56億円 (前年同期比 +24.09%)
セグメント利益 5.05億円 (前年同期比 +190.88%)
セグメント利益率 13.81% (前年同期より7.92%改善)
新型コロナウィルス感染症の影響が緩和したことで、需要が急激に回復している様ですね。
同社のレンタカー店舗は徐々に増えている最中であり、今後も増収となることが十分に期待出来そうです。
海外自動車ディーラー事業
売上高 20.74億円 (前年同期比 +69.54%)
セグメント利益 0.61億円 (前年同期比 +126.19%)
セグメント利益率 2.95% (前年同期より0.74%改善)
南アフリカ共和国でスズキのディーラーを4店舗運営しています。
新車販売・中古車販売のいずれも大幅に増加している様で、こちらの事業も増収増益を達成しています。
株式会社トラスト(3347)の業績予想・進捗率
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同社が昨日上方修正した通期業績予想と、2Q末時点での進捗率は以下の様になっています。
売上高 339.00億円 (前期比 +22.75%、進捗率 52.95%)
営業利益 26.00億円 (前期比 +40.09%、進捗率 57.69%)
経常利益 28.00億円 (前期比 +46.29%、進捗率 64.29%)
親会社株主に帰属する当期純利益 15.00億円 (前期比 +81.38%、進捗率 68.67%)
ありがたいことに増収増益の見通しですが、進捗率を考慮すると、
通期業績予想は再度上方修正となる可能性も期待出来そうです。
株式会社トラスト(3347)の株主優待
同社は2種類の株主優待制度を導入しています。
1つは、3月末時点で100株以上を保有している株主を対象としたもので
Jネットレンタカー利用割引券 5枚つづり
というものです。
実際に届いた券面については、当ブログの以下の記事に記載しています。
宜しければそちらもご参照下さい。
shousanshouuoはオリックスの株主でもあるため、前回北海道でレンタカーを利用した際にはオリックスの優待を利用させてもらいました。
ただ、今後オリックスの優待廃止は確定していますので同社の優待が活躍してくれる可能性はありそうです。
もう1つの優待ですが、9月末時点で1,000株以上を保有した場合
三菱UFJニコスギフトカード 3,000円分
が贈呈されるものとなっています。
shousanshouuoは、末席株主ですのでこちらの優待を頂いたことはありませんが・・・。
仮に1,000株を保有した場合は
予想配当+優待利回り=6+3/363≒2.48%
という計算になり、利回りとしてもそれなりにアップすることになりますね。
ブログをご覧頂き、ありがとうございました。
またのお越しをお待ちしております。
shousanshouuo