ショウサンショウウオの投資部屋

ブログ初心者ですが、少しずつ記事を積み重ねて皆様のお役に立てる情報を提供できればと思っています。

ホクシン(7897) 2023年通期業績予想上方修正【売上高3.8%、営業利益70.0%、経常利益81.5%、純利益倍増】

目次

ブログをご覧頂き、ありがとうございます。
ホクシン株式会社(7897)をご存知でしょうか?
MDFと呼ばれる集成材を日本ではじめて生産した企業です。
shousanshouuoは、ホクシン株式会社(7897)の末席株主です。
本日、同社からは業績予想の大幅な上方修正第一四半期決算が発表されました。

今回はホクシン(7897) 2023年通期業績予想上方修正【売上高3.8%、営業利益70.0%、経常利益81.5%、純利益倍増】」についての記事です。

 

まとめ


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ホクシン株式会社(7897)は、
東京証券取引所スタンダード市場へ上場している企業で、本社は大阪です。

事業内容としては、MDF(Medium Density Fiber Board:中密度繊維板)を生産・販売しています。

本日、同社からは通期業績予想の上方修正、ならびに2023年3月期第一四半期決算が発表されていました。

通期業績予想では、
売上高3.8%増、営業利益70.0%増、経常利益81.5%増、純利益倍増
となる大幅な上方修正となっていました。

今後の景気動向によって、同社の扱う建材の販売状況が変化する可能性はあるため、まだまだ楽観視は出来ませんが、今後も末席株主として同社を応援していきたいと思っています。

ホクシン株式会社(7897)とは


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東京証券取引所スタンダード市場へ上場している企業で、本社は大阪です。

事業内容としては、MDF(中密度繊維板)であるスターウッドスターウッドTFBを生産・販売しています。

MDFとは、Medium Density Fiber Board:中密度繊維板

の略称だそうです。
繊維状になった木材チップに接着剤を加えて成型する加工材なんですね。
木材の端切れも材料となりうるため、材料を無駄にしないという点では環境に配慮している素材と言えそうです。
大量生産できる事で、品質や価格の安定化という点でも扱いやすい素材かもしれません。

身近なところだと、
フローリングや窓枠、トラックの架装等に使われているそうです。

同社の歴史

1931年 創業。
1950年 「北新合板株式会社」を設立。
1967年 子会社「株式会社北新合板製造所」を設立。
1969年 子会社「北新化学工業株式会社」を設立。
1972年 子会社の「株式会社北新合板製造所」でMDFの製造、販売を開始。
1978年 子会社の「北新モルパ工業株式会社」を設立。
1979年 子会社の「株式会社北新合板製造所」「北新モルパ工業株式会社」「北新化学工業株式会社」を吸収合併。
1985年 「ホクシン株式会社」に商号変更。
1986年 大阪証券取引所市場第二部に上場。
1990年 MDFの日本工業規格(JIS)表示許可取得。
1995年 オーストラリアに子会社「STARWOOD AUSTRALIA PTY LTD」設立。
    大阪証券取引所市場第一部、東京証券取引所市場第一部に上場。
1997年 「スターウッドオーストラリア社」竣工。
2002年 子会社「STARWOOD AUSTRALIA PTY LTD」の資産および営業権を譲渡。
2003年 ISO9001認証を取得。
2004年 子会社「C&H株式会社」を設立。
2005年 ISO14001認証を取得。
    子会社「STARWOOD AUSTRALIA PTY LTD」清算
2007年 「株式会社大亀」の全株式を取得し、子会社化。
2009年 「株式会社大亀」の事業授受・清算
2012年 「大建工業株式会社」と、相互供給・物流・購買・生産技術・開発において業務提携。
2013年 子会社「C&H株式会社」の株式51%を「大建工業株式会社」へ譲渡。
2021年 「大建工業株式会社」より「C&H株式会社」の株式51%を再取得し、子会社化。
2022年 「C&H株式会社」を吸収合併。

2023年3月期業績予想の修正に関するお知らせ

本日、同社からは上記名称のリリースがありました。
数値は以下の通りです。

     前回発表予想  今回修正予想 

売上高  130.00億円 ⇒ 135.00億円 (+5.00億円、+3.8%)
営業利益  3.00億円 ⇒  5.10億円 (+2.10億円、+70.0%)
経常利益  2.70億円 ⇒  4.90億円 (+2.20億円、+81.5%)
当期純利益 1.70億円 ⇒  3.40億円 (+1.70億円、+100.0%)

当期純利益倍増となる、大幅な業績予想修正となりました。

第一四半期での販売状況が順調であり、
第二四半期も同様の状況が継続すると予想される事で、
売上高が上振れする見込み、との事です。

また、エネルギー費や原材料費高騰に関しても販売価格への転嫁がすすむ事や、コストダウンの効果が出る等の要因で対処する事が出来る見込み、
という事です。

とはいえ、下期に関しては景気の動向等により
新設住宅着工件数がどうなるか不透明な部分が多いため
配当予想は未定のままに据え置いていました。

ホクシン株式会社(7897)の2023年3月期第一四半期決算

本日、同社の1Q決算発表がありましたので、数値を確認しておきましょう。

売上高     31.31億円
営業利益   2.03億円
経常利益   2.10億円
四半期純利益 1.42億円

となっていました。
ちなみに、昨年度は連結財務諸表を作成していたため、
とのことで前年度との比較数値は記載がありませんでした。

営業利益率は6.51%です。
そして1Q末時点での自己資本比率は37.8%で、前年度よりも2.9%ダウンとなっています。

ホクシン株式会社(7897)のセグメント別業績

同社は、住宅用資材の販売という単一セグメントのみのため開示はありませんでした。

ホクシン株式会社(7897)の業績予想・進捗率

同社の通期業績予想と、1Q末時点での進捗率は以下の様になっています。

売上高  135.00億円 (前年同期比 +25.3%、進捗率 23.19%)
営業利益   5.10億円 (前年同期比 +16.7%、進捗率 39.80%)
経常利益   4.90億円 (前年同期比 +9.4%、進捗率 42.86%)
当期純利益  3.40億円 (前年同期比 -9.9%、進捗率 41.76%)

この予想を見る限りでは、
以降の期で利益が減少するという予想みたいですね。
ある程度織り込んでいるとは思いますが、今後原材料費高騰が続く場合、
更に下振れる、というリスクも覚悟しなくてはいけないかも・・・。

ホクシン株式会社(7897)の配当利回り

同社の配当予想は、現時点では未定となっています。
予想当期純利益から考慮すると、3.5~4円/株あたりでの配当があるのではないかとshousanshouuoは期待しています。
同社株式の終値は144円でしたので、

予想配当利回り=3.5~4/144≒2.43~2.78%

という事になりますね。
予想通りになれば、それなりの利回りという事になります。

ホクシン株式会社(7897)の株主優待

残念ながら、同社は株主優待制度を導入していません
株主優待制度開始のニュースがあれば、また当ブログで紹介したいと思います。

本日の取引

本日は、

・ポプラ(7601) 売却

・MRKホールディングス(9980) 購入

してみました。

ポプラ(7601)は、先日当ブログでも記事にしていた様に業績はやや上向いてきていたものの、財務的に厳しい状況が続いている事もあって、本日一旦利確させてもらっちゃいました。

価格が跳ね上がっていた午前の早い時間に売る事が出来れば良かったのですが・・・。
また、価格が下がったところで再購入も検討します。

ポプラの直近の業績に関しては、当ブログの以下の記事に記載しています。
宜しければそちらもご参照下さい。

shousanshouuo.hatenablog.com


MRKホールディングス(9980)は、そろそろ底値かな・・・と思い、買い増しです。
優待はさらに改悪となるかもしれませんが、今回の追加購入である程度の単位数を確保しておくこともできました。
ひとまずは、気長に売り時を待とうと思います。

 

ブログをご覧頂き、ありがとうございました。
またのお越しをお待ちしております。
shousanshouuo