ブログをご覧頂き、ありがとうございます。
三菱自動車工業株式会社(7211)をご存じでしょうか?
電気自動車や、悪路に強いタフな車を作っているイメージが強い自動車メーカーです。
shousanshouuoは、三菱自動車工業株式会社(7211)の末席株主です。
今回は「三菱自動車(7211) 2022年3月期1Q決算発表【売上22.4%増、営業利益2.9倍、純利益6.3倍】」についての記事です。
まとめ
三菱自動車工業株式会社(7211)は、
東京証券取引所プライム市場に上場している、東京の企業です。
設立は1970年であり、2021年度は93.7万台の自動車を販売していました。販売台数のおよそ1/3が日本以外のアジア諸国での売り上げとなっており、日本では下位メーカーなのですが、アジアでの人気が高い自動車メーカーと言えます。
直近では、北米での新型アウトランダーの人気が高まっている事もあり商品価値を高める取り組みが成功している様に思われます。
昨日、同社からは2023年3月期第一四半期の決算発表がありました。
結果は増収増益となっており、通期業績予想と比較してもポジティブな印象を受けました。
今のところ配当予想は未定のままですが、業績予想の上方修正や復配の発表を期待しながら、今後も末席株主として同社を応援していきたいと思っています。
三菱自動車工業株式会社(7211)とは
東京証券取引所プライム市場に上場している、東京の企業です。
設立は1970年であり、2021年度は93.7万台の自動車を販売していました。販売台数のおよそ1/3が日本以外のアジア諸国での売り上げとなっており、日本では下位メーカーなのですが、アジアでの人気が高い自動車メーカーと言えます。
売上台数のうちの約2/3がSUVとピックアップとなっており、やはりイメージ通りタフな車が得意なようです。
なお、電動車比率も7%と決して低くはない数値であり、この2カテゴリーでは高い技術力を有している企業と考えられます。
同社の歴史等については、過去に当ブログの以下の記事に記載していますので、
宜しければそちらもご参照下さい。
三菱自動車工業株式会社(7211)の2023年3月期第一四半期決算
昨日、同社からは2023年3月期の1Q決算が発表されていました。
早速、数値を確認しておきましょう。
売上高 5,286.98億円 (前年同期比 +22.4%)
営業利益 307.83億円 (前年同期比 +190.8%)
経常利益 494.76億円 (前年同期比 +342.0%)
親会社株主に帰属する四半期純利益 385.60億円 (前年同期比 +533.1%)
となっていました。
増収増益ですね!
営業利益率は5.82%です。
そして1Q末時点での自己資本比率は35.4%で、前年度よりも3.9%アップしています。
三菱自動車工業株式会社(7211)のセグメント別業績
同社の決算短信では、
- 自動車
- 金融
の2セグメントでの記載がありました。
それぞれの数値を確認しておきましょう。
自動車事業
売上高 5,220.62億円 (前年同期比 +22.70%)
セグメント利益 292.26億円 (前年同期比 +192.06%)
セグメント利益率 5.60% (前年同期比 +3.25%)
販売台数は、前年同期よりも1.3万台減少していました。
ですが、新型アウトランダー等の高価格帯の商品が堅調に推移した事で売上高は伸長しています。
金融事業
売上高 86.67億円 (前年同期比 -12.56%)
セグメント利益 12.04億円 (前年同期比 +0.17%)
セグメント利益率 13.89% (前年同期比 +1.76%)
なお、地域別の売上高は以下の様になっています。
日本 1,122.41億円 (前年同期比 +48.76%)
北米 1,062.11億円 (前年同期比 +25.64%)
欧州 273.60億円 (前年同期比 -44.05%)
アジア 1,263.30億円 (前年同期比 +17.05%)
オセアニア 748.46億円 (前年同期比 +29.46%)
その他 817.07億円 (前年同期比 +42.57%)
北米では、総販売台数は4,000台減少したのですが、売上高が伸長しています。
これは、新型アウトランダーの売上が好調な結果といえそうです。
新型アウトランダーは、現在13か月連続で月販3,000台以上を達成しており、現在は需要に対応しきれない状況が続いているとの事です。
三菱自動車工業株式会社(7211)の業績予想・進捗率
同社の通期業績予想と、1Q末時点での進捗率は以下の様になっています。
売上高 23,500.00億円 (前年同期比 +15.3%、進捗率 22.50%)
営業利益 1,100.00億円 (前年同期比 +26.0%、進捗率 27.98%)
経常利益 1,200.00億円 (前年同期比 +18.8%、進捗率 41.23%)
親会社株主に帰属する当期純利益 900.00億円 (前年同期比 +21.6%、進捗率 42.84%)
進捗率はかなり順調に見えますね。
電気自動車の売れ行きや、半導体の供給状況等に大きく左右されそうですがうまくいけば業績予想の上方修正を期待しても良いかもしれません。
【関連記事】
同社の2023年3月期中間決算と、通期業績予想の上方修正については、当ブログの以下の記事に記載しています。宜しければそちらもご参照下さい。
三菱自動車工業株式会社(7211)の配当利回り
同社の配当予想は、現在未定のままとなっています。
しばらく配当がない状態が続いていますので、そろそろ復配を期待したいですね。
三菱自動車工業株式会社(7211)の株主優待
残念ながら、同社は株主優待制度を導入していません。
また、導入のお知らせがあれば当ブログで取り上げたいと思います。
ブログをご覧頂き、ありがとうございました。
またのお越しをお待ちしております。
shousanshouuo