目次
- まとめ
- インヴィンシブル投資法人(8963)とは
- インヴィンシブル投資法人(8963)の2021年12月期決算
- インヴィンシブル投資法人(8963)の業績予想・進捗率
- インヴィンシブル投資法人(8963)の分配金利回り
- インヴィンシブル投資法人(8963)の投資主優待
ブログをご覧頂き、ありがとうございます。
インヴィンシブル投資法人(8963)というREITをご存知でしょうか?
各地のホテルマイステイズや住居物件を組み入れている投資法人です。
shousanshouuoは、インヴィンシブル投資法人の末席株主です。
今回は「インヴィンシブル投資法人(8963) 5月の運用実績【稼働率 +34.8%、RevPAR +120.6%】」についての記事です。
まとめ
インヴィンシブル投資法人(8963)は、ホテル、商業施設、住居を組み入れており、資産総額4,913億円のREITです。
同社はホテルの組み入れ比率が90%を超えており、全国各地に立地している事から旅行需要の回復に伴って業績が大きく回復する事を期待できるのではないかと期待をしています。
実際、2022年6月期の累計でも保有する国内ホテル物件のRevPARが4,500円程度に回復する事が期待できそうです。
前年同期と比較すると+82%程度のRevPARという事になりそうです。
今後も業績の回復を期待しつつ、投資主優待等を活用しながら同社を応援していきたいと思っています。
インヴィンシブル投資法人(8963)とは
同投資法人は、ホテル、商業施設、住居を組み入れているREITです。
資産総額は4,913億円となっており、
- ホテル86物件(優先出資証券含む)
- 住居41物件
- 商業施設1物件
が内訳となっています。
用途別の投資比率としては、
- ホテル 91.7%
- 住居 7.8%
- 商業施設 0.5%
とホテルの組み入れ比率が高いものになっています。
地域別の投資比率としては、
- 東京23区 32.0%
- 首都圏(東京23区以外) 13.7%
- 北海道 13.5%
と、上位3地域で50%以上を占めています。
インヴィンシブル投資法人(8963)の2021年12月期決算
REITの場合は、年間2回の決算があるというのが株式と異なるところですね。
昨年12月期の決算が2022/2/24にリリースされていましたので、その数値を確認しておきましょう。
営業収益 84.06億円 (前期比 +120.9%)
営業利益 22.92億円 (前期は -23.41億円)
経常利益 10.14億円 (前期は -35.99億円)
当期純利益 10.14億円 (前期は -35.99億円)
となっていました。
営業利益率は27.27%です。
そして自己資本比率は49.7%で、前期よりも0.5%アップしています。
インヴィンシブル投資法人(8963)の業績予想・進捗率
同社の通期業績予想は、まだ未定のままになっています。
ただし、6/24の時点で
6月の国内ホテルRevPARが、前年同月比+115%での着地を見込んでいるとの事です。
昨年6月のRevPARが2,162円だったことを考慮すると、4,648円程度での着地見込みという事ですね。
まだまだ、2019年のコロナ前の状況には程遠いものの、当期累計でもRevPARは4,500円程度でキープ出来そうですね。
なお、ケイマンの2物件も稼働率は改善してきているみたいですし、
住居ポートフォリオの運用実績も概ね横ばいとなっているみたいですので、ますますの業績回復を期待したいところです。
*2022/7/26追記
2022年6月の運用実績も発表され、累計のRevPARは4,600円超となりました。
当ブログの以下の記事に記載していますので、宜しければそちらもご参照下さい。
インヴィンシブル投資法人(8963)の分配金利回り
同社の配当予想では、2022年6月期の分配金を78円、12月期の分配金は未定となっています。
2021年12月期は166円の分配があったので、同程度で推移した場合には、年間の分配金は244円という事になります。
現在の運用状況を考慮すると、12月期の分配金はもう少しアップしてくれそうな気はします。
同投資法人の昨日終値は40,000円でしたので、
予想分配金利回り=244/40,000≒0.61%
という事になりますね。
コロナ前には、年間2,000円程度の分配金を支払っていた時期もあります。
業績が回復してくれた場合には、またそれぐらいに分配金が戻ってくれる事を期待したいと思います。
インヴィンシブル投資法人(8963)の投資主優待
同投資法人は、投資主優待制度を導入しています。
12月末、6月末時点での全投資主が、
- シェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテル
- マイステイズホテルグループの全てのホテル
において、優待価格での宿泊利用が可能となっています。
こちらは、ベスト・アベイラブル・レートから10%割引という事になるみたいです。
ただし、かんぽの宿については、1泊2食付きプランで1名1泊あたり1,000円(税込)の優待割引が適用になるとの事でした。
ビジネスホテルだけでなく、リゾートホテルも含めて幅広く利用が可能というのはありがたい事ですね。
是非、家族旅行等の機会を利用して投資主優待の利用を予定したいと思います。
ブログをご覧頂き、ありがとうございました。
またのお越しをお待ちしております。
shousanshouuo