ショウサンショウウオの投資部屋

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サンリツ(9366) 決算説明会資料発表【米国新倉庫は5か月稼働遅れ見通し】

目次

ブログをご覧頂き、ありがとうございます。
株式会社サンリツ(9366)という物流企業をご存じでしょうか?
卓球の実業団チームはそれなりに強いものの、企業としての知名度はやや低いかもしれません。
shousanshouuoは、サンリツの末席株主です。
今回はサンリツ(9366) 決算説明会資料発表【米国新倉庫は5か月稼働遅れ見通し】」についての記事です。

まとめ

株式会社サンリツ(9366)東京証券取引所スタンダード市場に上場している東京の企業で、梱包事業に強みを有する企業です。
売上高は決して超巨額ではないものの、その強みを生かして精密機械や医療機器メーカーにしっかりと食い込んで梱包から運輸、倉庫まで一気通貫で業務を受託出来るという事業上の優位性があります。
昨日、同社からは決算説明会資料のリリースがありました。
内容としては、今期は微減益を見込んでいる事、米国新倉庫の稼働が新型コロナウィルス感染症の影響で当初の7月から12月までずれ込む事、中期経営計画の売上目標は達成したものの、利益率目標は未達となる見込みというものでした。

ただし、2024年3月期以降を考慮すると米国新倉庫が通期で寄与するという事もあり売上高、利益率ともに大きく浮上するのではないかと期待しています。
現時点で、同社の予想配当利回りは3.99%と高い事も魅力ですね。
今後も、末席株主として長い目で同社を応援していきたいと思っています。

株式会社サンリツ(9366)とは


www.youtube.com


同社は、東京証券取引所スタンダード市場に上場している東京の企業です。
梱包事業に強みを有する企業であり、同社の会社概要にも

梱包事業を軸に、運輸事業、倉庫事業など、お客様の物流業務を総合的にサポート

主に医療機器及び精密機械については経験を活かしトータル的に物流をサポート

との記載があります。
同社の売上高は決して超巨額ではないものの、その強みを生かして精密機械や医療機器メーカーにしっかりと食い込んで梱包から運輸、倉庫まで一気通貫で業務を受託出来るという事業上の優位性があります。

なお、同社の卓球部は強豪チームである事が知られており一時は福原愛選手が所属していた事もありました。

同社の歴史

1948年 「株式会社三立社」を設立。梱包、運送業を開始。
1950年 「三立梱包運輸株式会社」に商号変更。
1957年 三鷹事業所を開設。
1972年 厚木事業所を開設。
1976年 「千葉三立梱包運輸株式会社」を設立。
1984年 白石事業所を開設。
1985年 埼玉事業所(現 八王子事業所)を開設。
    「株式会社サンリツ」へ商号変更。
1986年 郡山事業所を開設。
1987年 筑波事業所を開設。
    株式を店頭公開する事で株式上場を果たす。
1997年 Y-CC事業所(現 横浜事業所)を開設。
1998年 成田事業所を開設。
1999年 東京証券取引所市場第二部に上場。
2000年 山梨事業所を開設。
    ISO9001, ISO9002を取得。
2001年 村山事業所を開設。
2006年 ISO14001を取得。
2007年 東京証券取引所市場だ一部指定銘柄に昇格。

その後も、事業所の開設を継続したり、他社の買収を経て現在は海外にも事業所を有する企業となっています。

株式会社サンリツ(9366)の2022年3月期決算

同社の決算は、2022/5/13にリリースされていました。
その内容を確認しておきましょう。

売上高            185.25億円 (前年同期比 +21.8%)
営業利益             10.60億円 (前年同期比 +77.0%)
経常利益             11.07億円 (前年同期比 +113.1%)
親会社株主に帰属する当期純利益 7.59億円 (前年同期比 +106.6%)

となっていました。
増収増益ですね。
営業利益率は5.73%です。
そして期末時点での自己資本比率は45.4%と前年度よりも2.4%アップしています。

株式会社サンリツ(9366)のセグメント別業績

同社の決算短信の報告セグメントですが、梱包事業、運輸事業、倉庫j罷業、賃貸ビル事業に分かれています。
それぞれの数値を確認しておきましょう。

梱包事業

売上高             134.43億円 (前年同期比 +29.1%)
セグメント利益 14.12億円 (前年同期比 +37.8%)
セグメント利益率 10.51% (前年同期比 +0.67%)

梱包だけでこれだけの売上を誇るっていうのはすごい事なのではないかな、と思ってしまいます。
まさにshousanshouuoが好きな、ニッチ企業です。
とはいえ、ニッコンホールディングスさんは梱包事業で400億円以上を計上しているのですが・・・。
工作機械の取り扱い増加、および半導体製造装置の取り扱いが好調だったために、増収増益となっています。
まだ、もうしばらくは半導体製造装置の輸出動向は順調そうですから同程度の業績が続く事を期待したいところです。

運輸事業

売上高              24.84億円 (前年同期比 +14.9%)
セグメント利益  1.89億円 (前年同期比 +80.7%)
セグメント利益率   7.63% (前年同期比 +2.77%)

原油価格上昇の影響があったものの、料率改定を行った事で、原価率が改善したとの事です。
とはいえ、あまりにも原油価格が上がり過ぎると再々の値上げ要請もしづらい・・・というところですね。

倉庫事業

売上高              23.62億円 (前年同期比 -0.5%)
セグメント利益  5.09億円 (前年同期比 -1.8%)
セグメント利益率 21.56% (前年同期比 -0.28%)

半導体製造装置の取り扱いが好調に推移した一方で、顧客都合により外部賃貸倉庫が解約に至ったそうで、売上高、セグメント利益が微減となっています。

賃貸ビル事業

売上高                2.40億円 (前年同期比 -9.0%)
セグメント利益  0.70億円 (前年同期比 +201.1%)
セグメント利益率 29.38% (前年同期比 +20.50%)

前期は検査・修繕費用がかさんだ事が下振れ要因となった様です。
幸い、今期はビルの空室も埋まりつつあるとの事ですね。

賃貸にも出している同社の本社ビル(サウスポート品川)は、羽田空港から浜松町へ向かう途中の東京モノレールからちらっと見えた様な記憶があります。

株式会社サンリツ(9366)の2023年3月期業績予想

同社の2023年3月期の通期業績予想は、以下の様になっています。

売上高            180.00億円 (前年同期比 -2.8%)
営業利益            9.00億円 (前年同期比 -15.2%)
経常利益            8.40億円 (前年同期比 -24.1%)
親会社株主に帰属する当期純利益 5.80億円 (前年同期比 -23.6%)

残念ながら、見通しとしては減収減益となっています。
ただ、同社が得意とする精密機械は半導体製造機器等の輸出拡大が今後もしばらく期待できる状況である事や、米西海岸での倉庫建設をはじめとして、自動フォークリフト等への積極的な投資も、同社の競争力改善に期待できるのではないかと考えています。

現在、中期経営計画と比較すると売上高は上振れて達成していますが、利益率は若干未達という状況です。
米国倉庫の稼働開始は当初の7月から12月へと遅れる見通しもあり、残念ながら2023年3月期の利益率も高い確率で未達となりそうです。
ただ、2024年3月期は米国倉庫が通期で寄与する事もあり大幅に業績が改善するのではないか、と期待をしています。

株式会社サンリツ(9366)の配当利回り

同社の配当予想では、期末配当30円/株となっています。
昨日の同社株式終値は751円でしたので、

予想配当利回り=30/751≒3.99%

という事になりますね。
現在の水準は高利回りと言えそうです。

また、今年は37円の配当予想から、40円へと増額となっていたこともあり来年以降は業績が上振れた場合に配当増額となる可能性も期待出来そうです。

株式会社サンリツ(9366)の株主優待

残念ながら、同社は株主優待制度を導入していません。
また、新設等の動きがあれば当ブログで取り上げたいと思います。

 

ブログをご覧頂き、ありがとうございました。
またのお越しをお待ちしております。
shousanshouuo