ショウサンショウウオの投資部屋

ブログ初心者ですが、少しずつ記事を積み重ねて皆様のお役に立てる情報を提供できればと思っています。

ピーエス三菱(1871) 中期経営計画2022説明資料【3年累計で100億円投資目標】

目次

ブログをご覧頂き、ありがとうございます。

株式会社ピーエス三菱(1871)をご存じでしょうか?
近年、需要が高まっているプレキャスト工法による建築や橋梁工事に強みを持つ三菱グループの企業です。
shousanshouuoは、ピーエス三菱の末席株主です。
今回はピーエス三菱(1871) 中期経営計画2022説明資料【3年累計で100億円投資目標】」についての記事です。

まとめ


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株式会社ピーエス三菱(1871)は、東京証券取引所プライム市場へ上場している、東京の企業で、プレキャストコンクリート、プレストレストコンクリート製品の製造、販売や、工事請負、企画、設計、施工管理、土木工事一式等を行っています。
昨日、同社からは前期決算と中期経営計画2022に対する説明資料がリリースされていました。
なかなか厳しい事業環境が継続していますが、今後の展望に向けた投資も明言されており、今後も末席株主として同社を応援していきたいと思っています。

株式会社ピーエス三菱(1871)とは


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東京証券取引所プライム市場へ上場している、東京の企業です。
同社の事業内容としては、プレキャストコンクリート、プレストレストコンクリート製品の製造、販売や、工事請負、企画、設計、施工管理、土木工事一式等という事になっています。
つまり、プレキャストコンクリート等に強みを持つ三菱グループのゼネコンという事ですね。

同社の歴史

1951年 東日本重工業(現:三菱重工業) 七尾造船所に日本初のプレストレストコンクリート工場が完成。
1952年 「ピー・エス・コンクリート株式会社」設立。
1960年 「新菱建設株式会社」設立。
1962年 東京証券取引所市場第二部へ上場。
1969年 「新菱建設株式会社」から「三菱建設株式会社」へ商号変更。
1975年 海外事業へ進出。
1980年 原子力関連事業に進出。
1991年 「ピー・エス・コンクリート株式会社」から「株式会社ピー・エス」へ商号変更。
1996年 東京証券取引所市場第一部指定銘柄に昇格。
2002年 「株式会社ピー・エス」と「三菱建設株式会社」が合併し、「株式会社ピー・エス三菱」発足。

2022年3月期決算・中期経営計画2022説明資料

昨日、上記の資料がリリースされていました。
中期経営計画では3年累計で100億円の投資という記載がありました。

内訳ですが

  • 設備投資 40億円
  • 研究開発 20億円
  • 人材育成 15億円
  • 不動産 25億円

となっていました。
不動産への投資比率がやや高いのが気になるところではあります・・・。

また、本資料でもっとも驚いたのは、
名目建築投資額の将来予測において、民間住宅投資が現在の15兆円規模から2030年には11.3兆円規模まで縮小する事が予測されているという内容でした。

民間住宅建設に関連した投資は、年間3,000億円のペースで縮小していくという事です。
今後の投資戦略に織り込んでおく必要がありそうです。

株式会社ピーエス三菱(1871)の2022年3月期決算

2022/5/12に同社の2022年3月期決算が発表されていましたので、数値を確認しておきましょう。

売上高             1,096.39億円 (前年同期比 -6.5%)
営業利益            66.18億円 (前年同期比 -21.2%)
経常利益            66.47億円 (前年同期比 -21.1%)
親会社株主に帰属する当期純利益 45.39億円 (前年同期比 -18.8%)

となっていました。
減収減益という厳しい結果ですね。
営業利益率は6.04%です。
そして期末時点での自己資本比率は48.5%で前年度よりも4.3%アップしています。

株式会社ピーエス三菱(1871)のセグメント別業績

同社の決算短信では、報告セグメントとして

  • 土木事業
  • 建築事業
  • 製造事業
  • その他兼業事業

が記載されていました。
それぞれの数値を確認しておきます。

土木事業

売上高                686.44億円 (前年同期比 -8.4%)
セグメント利益 113.12億円 (前年同期比 -11.7%)
セグメント利益率   16.48% (前年同期比 -0.62%)

建築事業

売上高              405.42億円 (前年同期比 -1.5%)
セグメント利益  37.15億円 (前年同期比 -7.1%)
セグメント利益率    9.16% (前年同期比 -0.56%)

コロナウィルス感染症の影響が落ち着いた事で、民間設備投資の再開が期待されたものの、受注競争が熾烈であった事や、資材価格の高騰もコスト要因となったために、今後も楽観的な期待は難しそうです。

製造事業

売上高                80.95億円 (前年同期比 -3.5%)
セグメント利益    5.09億円 (前年同期比 +3.9%)
セグメント利益率    6.29% (前年同期比 +0.45%)

その他兼業事業

売上高                  6.71億円 (前年同期比 -83.4%)
セグメント利益    3.23億円 (前年同期比 +21.0%)
セグメント利益率   48.14% (前年同期比 +41.55%)

収益認識会計基準等の適用によって、外部顧客への売上高として計上していた金額が大きく減少しているため、数値は大きく変化した様です。

株式会社ピーエス三菱(1871)の2023年3月期業績予想

同社の通期業績予想は以下の様になっています。

売上高             1,110.00億円 (前年同期比 +1.2%)
営業利益            49.50億円 (前年同期比 -25.2%)
経常利益            48.00億円 (前年同期比 -27.8%)
親会社株主に帰属する当期純利益 32.00億円 (前年同期比 -29.5%)

株式会社ピーエス三菱(1871)の配当利回り

同社の配当予想では、期末配当30円/株となっています。
同社株式の昨日終値は602円でしたので、

予想配当利回り=30/602≒4.98%

という事になりますね。
これはなかなか高い利回りだと思います。

株式会社ピーエス三菱(1871)の株主優待

残念ながら、同社は株主優待制度を導入していません。
また、新設等の動きがあれば当ブログで紹介したいと思います。

昨日の取引

昨日は、2銘柄を買い入れました。

です。

中山福の購入理由は、割安感を感じた事が一番です。
また、同社の取り扱う商品というのはそこまで景気の動向の影響も受けにくいのではないかと期待しての購入です。

ユニチカですが、今後は優先株式の消却が順調に進むと復配も見えてくるのではないか、という期待で購入しています。
現時点で1株当たりの純利益は、それなりの金額であるため復配となれば4~12円程度が頂けるかもしれない、と期待しての購入です。

 

ブログをご覧頂き、ありがとうございました。
またのお越しをお待ちしております。
shousanshouuo