株式会社宮入バルブ製作所(6495)営業利益+133.3％、純利益8倍への増額修正発表について

まとめ
株式会社宮入バルブ製作所(6495)とは
- 同社の歴史
業績予想の修正および配当予想の修正に関するお知らせ
株式会社宮入バルブ製作所(6495)の配当利回り
株式会社宮入バルブ製作所(6495)の3Q決算
株式会社宮入バルブ製作所(6495)のセグメント別業績
株式会社宮入バルブ製作所(6495)の株主優待

ブログをご覧頂き、ありがとうございます。
宮入バルブ製作所という企業をご存じでしょうか？
社名通り、バルブを制作している企業でLPガス向けのバルブをメインに製造している企業です。近年では液体水素用バルブの製造・販売をスタートさせています。
shousanshouuoは、宮入バルブ製作所の末席株主です。
今回は「株式会社宮入バルブ製作所(6495)営業利益+133.3％、純利益8倍への増額修正発表」についての記事です。

まとめ

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株式会社宮入バルブ製作所(6495)は、東京証券取引所スタンダード市場へ上場している、東京の企業です。
昨日、同社からは営業利益2.3倍、経常利益3.6倍、純利益8倍という業績予想の修正発表がありました。
同社の予想配当利回りは、0.74％と低めですので配当が目的であれば無理して同社に投資する必要は乏しそうです・・・。

ただ、同社はLPガス供給に係るバルブ類を供給するメーカーとして一定の地位を築いていますが、近年は液化天然ガスや液体水素の設備で使用されるバルブの開発・製品化を加速させているという水素・クリーンエネルギー関連企業の側面もありますので、その将来性に期待を込めて今後も、末席株主として応援していきたいと思っています。

株式会社宮入バルブ製作所(6495)とは

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東京証券取引所スタンダード市場へ上場している、東京の企業です。
同社はLPガス供給に係るバルブ類を供給するメーカーとして一定の地位を築いており、現在もLPガス事業に係るバルブの製造・販売が同社のコア事業となっています。

ただ、近年ではクリーン・エネルギーと言われている液化天然ガスや液体水素の設備で使用されるバルブの開発・製品化を加速させているという水素関連企業の側面もあります。

なお、現在は規模が小さいものの食品加工産業で用いられるバルブやノズルの開発・製品化にも取り組んでおりワイン濾過機も同社の製品として供給を行っています。

同社の歴史

1949年　東京都大森で「株式会社宮入製作所」が創立されたのがルーツの様です。
1958年　販売部門が分離独立して「宮入バルブ販売株式会社」が設立されていました。
1960年　甲府工場が竣工しています。
1963年　東京証券取引所市場第二部への上場を果たしています。
1964年　組織再編のため、「宮入バルブ販売株式会社」を吸収合併し現在の商号である「株式会社宮入バルブ製作所」へと変更になっています。
1996年にISO9001を取得し、2010年にはISO14001を取得しています。
2020年　インターバルブテクノロジー株式会社と業務提携に関わる基本合意書を締結しており、2021年に合弁会社「株式会社MS-IVT(仮称)」の設立契約を締結していました。

業績予想の修正および配当予想の修正に関するお知らせ

昨日、同社からは通期業績予想と期末配当1円の実施がリリースされています。
営業利益2.3倍、経常利益3.6倍、純利益8倍
と言えばかなり聞こえが良いのですが、数値としては売上高を除いて前年割れとなっており、利益率の低下が目立つ結果となっています・・・。
開示された数値は以下の通りです。
3Q末時点での進捗率も併記してみます。

　　　　　前回発表予想　　今回修正予想

売上高　　 49.00億円　⇒　53.80億円　(+9.8％、進捗率 72.68%)
営業利益　　0.30億円　⇒　 0.70億円　(+133.3％、進捗率 15.71%)
経常利益　　0.15億円　⇒　 0.55億円　(+266.7％、3Q時点では-0.01億円)
当期純利益　0.05億円　⇒　 0.40億円　(+700.0％、3Q時点では-0.14億円)

営業利益率1.30％と、3Q決算よりは改善していますが依然として利幅は少ない様です。