ブログをご覧頂き、ありがとうございます。
NCS&A株式会社というIT企業をご存じでしょうか?
shousanshouuoは、NCS&Aの末席株主です。
今回は「NCS&A株式会社(9709)の業績予想および期末配当予想の修正」についての記事です。
まとめ
上記は関連会社のエブリ株式会社の動画です。
NCS&A株式会社は、東京証券取引所市場第二部へ上場しており、
4月以降はスタンダード市場への移行を予定している大阪のIT企業です。
本日、同社からは業績予想および期末配当予想の修正がリリースされていました。
どちらも上方修正となっており、既存の株主にとってはありがたい限りです。
ちなみに、同社が業績予想と配当予想を修正するのは
2021/10/28に続いて2度目となっています。
その結果、同社の予想配当利回りは4.36%という高配当利回りになっています。
同社は、社員が働きやすい職場づくりとして拠点オフィスの分散化を進めていたり、ビジネススクールの補助、扶養家族の大学入学金補助等、社員を大切にする取り組みを進めています。
離職率の低下等で社員が長く勤める様になると、最終的には社員募集関連コストを低下させる事が出来、結果として長期的な業績改善に役立つのではないかと期待します。
今後も、末席株主として同社を応援していきたいと思っています。
NCS&A株式会社とは
東京証券取引所市場第二部へ上場しており、4月以降はスタンダード市場への移行が予定されている大阪の企業です。
同社はIT分野における事業を展開している企業であり、ITサービスの提供や製品を通じたソリューションの提供を行っています。
同社の歴史
1961年に、「日本システム・マシン株式会社 電子計算機部」が設立された事がルーツとなっています。
1962年には、日本電機株式会社との販売特約店契約を結んでいます。NECは、現在も第2位の株主ですので、つながりは非常に強いものを感じますね。
1966年には、電子計算機部が分離独立という形で「日本コンピューター株式会社」が設立されていますが、翌月には「日本コンピューター・システム株式会社」へと商号変更になっています。
当時、コンピューターという言葉を知っていた人がどれだけいたのでしょうか・・・。
当時は個人向けのコンピューターというものは存在していないでしょうから、企業や大学、研究機関等に向けた電子計算機を取り扱っていたのではないかと推定します。
1989年には、大阪証券取引所市場第二部に株式を上場しています。
その後は、ISO9001/14001の認証を取得しており、
2013年には東京証券取引所市場第二部への上場を果たしています。
2014年には「株式会社アクセス」と合併した事で、現在の「NCS&A株式会社」へと商号が変更となっています。
ちなみに、株式会社アクセスですが、1994年に設立されていて
1998年には店頭登録銘柄として株式公開を果たしていました。
その後、同社は粉飾決算のために2009年にはJASDAQ市場を上場廃止となっています。
2014年には、救済という意味合いもあっての合併だったのでしょうかね。
業績予想及び期末配当予想の修正に関するお知らせ
本日、同社からは上記タイトルのリリースがありました。
早速、内容を確認してみましょう。
売上高は変更ないものの、わずかに利益が増額修正となっています。
当初予想 修正予想
売上高 200.00億円 → 200.00億円 (前年度比 +1.3%)
営業利益 10.50億円 → 11.50億円 (前年度比 +38.6%)
経常利益 11.60億円 → 12.60億円 (前年度比 +31.5%)
親会社株主に帰属する当期純利益 7.50億円 → 8.20億円 (前年度比 +3.9%)
となっていました。
増収増益ですね。
営業利益率は、5.75%です。
なお、3Q末時点での、同社の自己資本比率は58.4%で前年度よりも3.0%アップしています。
好業績に至った背景としては、開発業務の効率化等もあり利益率が改善したという事である様です。
同社の業績予想の修正は今年度2回目(前回は2021/10/28)であり、いずれも数値が増額になっています!!
また、同社の配当予想ですが
15円(2021/5/13発表)→18円(2021/10/28発表)→22円(本日発表)
とこちらも今年度2回目の増額となっています。
NCS&A株式会社の配当利回り
同社の本日の配当予想では、期末配当が22円/株と増額になりました。
本日、同社の終値は505円でしたので、
予想配当利回り=22/505≒4.36%
という事になりますね。
これはかなりの高利回りといえます。
NCS&A株式会社の株主優待
残念ながら、同社は株主優待制度を導入してはいません。
ブログをご覧頂き、ありがとうございました。
またのお越しをお待ちしております。
shousanshouuo