ショウサンショウウオの投資部屋

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東洋証券株式会社(8614) 2022年3月期第3四半期連結決算速報値に関するお知らせについて

目次

ブログをご覧頂き、ありがとうございます。
東洋証券という証券会社をご存じでしょうか?
本社は東京ですが、広島県で創業したために中国地方の店舗数が多い証券会社です。
同社の社章は丹頂鶴をモチーフにしています。
shousanshouuoは、東洋証券株式会社の末席株主です。
今回は東洋証券株式会社(8614) 2022年3月期第3四半期連結決算速報値に関するお知らせ」についての記事です。

東洋証券株式会社とは

東京証券取引所市場第一部へ上場しており、4月以降はプライム市場への移行を予定している東京の中堅証券会社です。
なお、創業は広島県呉市であり、現在は32店舗を有しています。
同社は、以前より中国株式の取り扱いに強いという特徴があります。

同社の歴史ですが、1916年に証券業を目的とする「斉藤商店」を創業したのがルーツになっています。
1934年には「廣島証券商事株式会社」が設立され、本店を広島市へと移しています。
1947年に商号を「廣島証券株式会社」へと変更しています。
その後は、合併や譲渡を経て1971年に「東洋証券株式会社」へ商号が変更となっています。
1986年には、東京証券取引所市場第二部、大阪証券取引所市場第二部、広島証券取引所へ上場を果たしています。

なお、2000年3月で広島証券取引所は廃止されてしまいました・・・。

1988年になり、東京証券取引所市場第一部、大阪証券取引所市場第一部の指定銘柄になっています。

2022年3月期3Q連結決算速報値

本日、3Q連結j決算速報値に関するお知らせがリリースされていました。
早速、中身を確認してみましょう。

営業収益                                          88.32億円 (前年度比 +3.4%)
営業利益                                            3.81億円 (前年度比 +35.1%)
経常利益             10.29億円 (前年度比 +42.2%)
親会社株主に帰属する四半期純利益 9.13億円 (前年度比 +32.0%)

となっていました。
営業利益率は、4.31%です。
そして3Q末時点での数値は、決算短信のリリースされる1/28までわからないですが、2Q末時点での同社の自己資本比率は43.0%と、-1.2%となっていました。

外国証券関係の収益の減少、販管費の増加があったものの、手数料収入が増加したとの事で利益水準が昨年度よりも高くなった様です。

東洋証券株式会社の業績予想・進捗率

同社の2Q決算時点では通期業績予想は発表されていませんでしたので、参考として2Qと3Qの数値を比較してみたいと思います。

                   2Q       3Q

営業収益                                          58.77億円→ 88.32億円 (+29.55億円)
営業利益                                            2.44億円→   3.81億円 (+1.37億円)
経常利益               6.89億円→ 10.29億円 (+3.40億円)
親会社株主に帰属する四半期純利益 6.13億円→   9.13億円 (+3.00億円)

上記の数字を見る限りでは、急激に収益や利益率が変化してはいない様に見え、比較的安定した営業が出来ている様に思えます。

東洋証券株式会社の配当利回り

同社の配当予想は、未定となっています。
同社の配当履歴ですが、

  • 2017年3月期   6円
  • 2018年3月期 10円
  • 2019年3月期   5円
  • 2020年3月期   2円
  • 2021年3月期   6円

となっています。
平均すると5.8円となりますね。
そこで、過去のデータから4~6円配当と仮定してみます。
本日、同社の終値は149円でしたので、

予想配当利回り=4~6/149≒2.68~4.03%

という事になりますね。
概ね3%前後で推移すると考えた場合、価格の割にはまずまずの配当と言えるのではないかと思います。

東洋証券株式会社の株主優待

残念ながら、同社は株主優待制度を導入していません。

まとめ


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東洋証券株式会社は、東京証券取引所市場第一部へ上場しており、4月以降はプライム市場への移行が予定されている中堅の証券会社です。
同社は広島県で創業した事もあって、今でも中国地方に多くの店舗があります。現在は32店舗での営業を行っており、中国株式の取り扱いに強みがあります。
本日、同社3Q決算速報値が発表されており2Qの数値からの大きなブレはなさそうである事が分かりました。
同社は配当予想を明らかにしていませんが、shousanshouuoは4~6円程度の配当になるのではないかと予想しています。
そうなった場合の予想配当利回りは2.68~4.03%となり、この金額で購入できる株式の中では、比較的優秀な方ではないかと考えています。
中国の不動産市場低迷による影響は懸念されるところですが、今後も末席株主として同社を応援していきたいと思っています。

ブログをご覧頂き、ありがとうございました。
またのお越しをお待ちしております。
shousanshouuo