ショウサンショウウオの投資部屋

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三菱自動車工業株式会社の2Q決算について

目次

 

ブログをご覧頂き、ありがとうございます。 今回は三菱自動車工業株式会社の2Q決算」についての記事です。shousanshouuoは、三菱自動車工業株式会社の末席株主です。

三菱自動車工業株式会社とは

三菱内燃機株式会社を源流とする企業で、戦時中は航空機の機体等を制作していたものの、戦後の1946年にスクーター「シルバービジョン」の製造を開始し、1952年7月には、同社の前身となる新三菱自動車株式会社がノックダウン方式で「ジープ」の作成を開始しています。
1964年には、新生・三菱重工業株式会社が誕生した事でスクーター、軽自動車からトラックやバスまでのラインナップが一社で生産される事になりました。
1970年になり、三菱自動車工業株式会社が誕生するとともに、クライスラーが資本参加した事で、海外進出を開始しています。
1990年には、浦和レッドダイヤモンズの前身となる、三菱自動車工業サッカー部が発足しています。
バブル崩壊後は1997年の総会屋への利益供与、2000年のリコール隠し、2002年にはトラックのフロントハブ破損による事故(空飛ぶタイヤのモデルとなった事故ですね)等が続いた事もあり、企業イメージを大きく落としてしまいました。
その後は、企業再建に取り組んだ事で2014年には、なんとか累積損失の解消、優先株式の消却を果たしましたが、国内自動車販売シェアはかなり低い状態が続いていた事に加えて2016年に燃費試験における不正行為が判明した事で、再度企業存続の危機が囁かれてしまいました。結局、同年には、日産自動車への第三者割当を行った事で、ルノー・日産アライアンスの一員となっています
そんな同社の製品の強みとしては、SUV軽自動車電気自動車PHEV技術というところでしょうか。東南アジアでは比較的ブランド力が高い企業でもあります。
12/16には、新型アウトランダーのPHEVが発売される事になりました。同車は、今年のグッドデザイン賞に選ばれた様ですね。


www.youtube.com

三菱自動車工業株式会社の2Q決算

本日は、そんな同社の中間決算発表がリリースされていました。
早速、内容を確認してみましょう。

売上高 8,905.67億円 (前年度比 +54.9%)
営業利益 251.86億円 (前年度は -826.26億円)
経常利益 270.73億円 (前年度は -870.11億円)
親会社株主に帰属する四半期純利益 216.70億円 (前年度は -2,098.84億円)

となっていました。
営業利益率は、2.83%となりますね。
2Q末時点での、同社の自己資本比率は29.8%と、昨年度よりも2.1%改善しています。
北米やアセアン、オセアニアでの販売改善が寄与した様ですね。
販売台数は、昨年度上期と比較すると9.1万台、割合にすると26%の増加となっています。

三菱自動車工業株式会社のセグメント別業績

同社の決算短信では、自動車と金融セグメントが掲載されています。

自動車セグメント

売上高 8775.00億円 (前年度比 +55.6%)
セグメント利益 236.20億円 (前年度は -862.47億円)
セグメント利益率 2.69% (前年度は -15.30%)

金融セグメント

売上高 206.07億円 (前年度比 +31.8%)
セグメント利益 23.98億円 (前年度比 -2.40%)
セグメント利益率 11.64% (前年度は 15.72%)

同社に限りませんが、やはり自動車会社は金融セグメントの利益を無視する事が出来ないですね。

三菱自動車工業株式会社の地域別の業績

日本 1,764.18億円 (前年度比 -1.9%)
北米 1,717.37億円 (前年度比 +161.5%)
欧州 1,204.39億円 (前年度比 +49.6%)
アジア 2,026.61億円 (前年度比 +67.3%)
オセアニア 1,067.77億円 (前年度比 +56.1%)

日本では、販売台数は増加したものの半数以上が軽自動車であったために売上高はさほど伸びなかったのでしょうか。
北米では、アウトランダーが非常に高く評価された様で、9月の米国販売台数が過去最高となり、社内計画を上回ったとの事です。内装の品質の高さなんかは、米国のメディアでも比較的高評価を得られていたみたいです。

三菱自動車工業株式会社の業績予想・進捗率

本日、合わせて同社の業績予想修正も発表されていました。半導体の供給不足のために販売台数と売上は下方修正となりましたが、コストコトロールや販売インセンティブの抑制等の施策で増益の見込みとなっています。

売上高 20,100.00億円 (前年度比 +38.1%、進捗率 44.31%)
営業利益 600.00億円 (前年度は 赤字、進捗率 41.98%)
経常利益 580.00億円 (前年度は 赤字、進捗率 46.68%)
親会社株主に帰属する当期純利益 400.00億円 (前年度は 赤字、進捗率 54.18%)

下期では、高価格帯のアウトランダーアウトランダーPHEVが売れる見込み、という事なのでしょうか。やや強気の業績予想になっている印象を受けます。
ですが、アウトランダーに関してはかなり好意的な評価が多い印象です。このクラスの車でライバルとなるのは、トヨタランドクルーザーになるでしょうが、車の内容としては十分に戦える実力を持ち合わせているのではないかと思います。同社の販売力の弱さがネックとなりますが・・・。

三菱自動車工業株式会社配当利回り

同社の今期の配当予想ですが、残念ながら無配となっています。ですので、

予想配当利回り=0%

という事になりますね。
2019年度には、10円配を実施していたので近い将来には復配を期待したいところです。

三菱自動車工業株式会社株主優待

同社は株主優待も実施していません。過去にも実施していなかった様に記憶していますので、こちらは期待薄かもしれませんね。

まとめ

三菱自動車は、軽自動車やSUV、電気自動車、PHEV技術に強みを持つ自動車会社です。国内シェアはかなり低い位置にありますが、同社の車のファンは確実におり、東南アジアではブランド力も高いです。今後は、質の高い製品を投入する事で、値引きへ頼る事なく同社の車を販売する事が出来る事を期待したいと思います。
そんな同社ですが、今年度は増収増益で黒字転換を予定しています。現在の進捗状況であれば黒字確保は問題なく出来そうな勢いですね。
今年度は配当も優待もなしの予定ですが、近いうちに復配する事を期待したいと思います。
新型アウトランダーに続いて、来年発売予定の軽自動車EVがヒットする事を期待したいと思います。
また、本日の決算報告プレゼンテーションに「Coming Soon」と記載されていたミニバンは次期エクスパンダーではないかと思いますが、日本名でシャリオが復活しても面白いなぁ、なんて思ったりしています。

今後も、末席株主として同社を応援していきたいと思っています。

 

shousanshouuoのブログをご覧頂き、ありがとうございました。 またのお越しをお待ちしております。
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