ショウサンショウウオの投資部屋

ブログ初心者ですが、少しずつ記事を積み重ねて皆様のお役に立てる情報を提供できればと思っています。

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ダイドーリミテッドの希望退職者募集について

ブログをご覧頂き、ありがとうございます。 今回はダイドーリミテッドの希望退職者募集」についての記事です。

shousanshouuoは、ダイドーリミテッドの末席株主です。
同社は、大同毛織株式会社として、かつては毛織物の生産を行っていた企業です。現在はNEW YORKERや、ブルックスブラザーズジャパンを主とする衣料品事業と、かつて神奈川県小田原市に存在していた工場跡地の再開発事業によるダイナシティというショッピングセンターの運営事業を行っています。

本日、同社からは連結子会社における希望退職者募集に関するお知らせがリリースされていました。
他のアパレル企業と同様に、同社も厳しい事業環境に苦しんでいる状況です。
今回希望退職を募集するダイドーフォワードは、2018年に株式会社ニューヨーカー、株式会社ダイナシティ、株式会社ダイドーインターナショナルが合併して生まれた企業です。同社の事業内容を考えると、同社の中核ともいえる連結子会社に相当するわけですね。

以下が、プレスリリースの内容です。

一部ブランドの休止、不採算店舗の閉店を進めるとの事に伴った希望退職者の募集。と記載があります。
今回は、店舗勤務社員(正社員、契約社員および再雇用契約社員)のうち100名程度の退職を募集する様です。
最新の事業報告書では、企業集団合計での従業員数は866名と記載があったので、グループ全社員の11.55%に相当する人数です。

ダイドーフォワード社が展開するブランドとしては、ニューヨーカー、サリー・スコット、バークレイ、トゥルーネイビー、シプリなどの既製品に加えて、パターンオーダー製品を取り扱うアトラエル、ミリオンクラブがあります。

基幹ブランド以外の閉店を進めると考えた場合、シプリ、ミリオンクラブ、トゥルーネイビーは撤退となってもおかしくなさそうです(既に店舗網が縮小・撤退しているブランドもあります)。デパートの衣料品フロアが、また少しずつ寂しくなっていくのでしょうね。
ちなみに同社は、8/10には同社が千代田区に所有していた土地・建物を売却する事で2.2億円の売却益を特別利益として計上する予定である事もリリースしていました。
徐々に資産の切り売りと縮小を行う事でなんとか生き残ろうとしている様ですね。

今後の事業環境にもよりますが、一時的にリストラ費用が嵩む事に対するカウンターとして、1Q期末時点で70億円分を計上していた投資有価証券の売却に手を付ける可能性も十分に考えられますね。
こちらは、売却益が得られれば良いのですが、保有株式の内容として、アパレル関係の株式持ち合いが多い様であれば昨年12/21や今年3/26のプレスリリースの様に、売却損を計上してしまう可能性があります・・・。

昨年や今年のプレスリリースを見ていると、四半期末が近づくたびに資産売却をリリースしており、資金繰りが心配になってしまいます。
昨年度、一昨年度は、設備投資にほとんどお金をかける事が出来ていないのも気がかりです。確かにここ数年は損失計上が続いており、純資産も2017年の1/2ほどまで低下してしまっていましたが・・・。

本日の同社の終値は170円。
似たような企業である、三共生興と比較するとダイドーリミテッドの苦戦が目立つ様に感じてしまいます。
ダイドーリミテッドの不動産事業は、郊外のショッピングモール運営だけというのも景気や人流制限に大きく左右されてしまい、衣料事業の不振をカバーする事が出来なかったというのはあるかもしれません。おそらく、テナントからは賃料減額交渉を迫られている事ではないかと思います。

かつては末席株主にも優待品を送付してくれるぐらい気前の良い企業だったのですが、リスク管理や売上予測に甘い点があったのかもしれません。優待再開はなくても良いですが、なんとか身の丈にあった経営で復配が出来るほどに業績が回復してくれる事を期待したいと思います。

 

shousanshouuoのブログをご覧頂き、ありがとうございました。 またのお越しをお待ちしております。

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